このメーカー・ブランドはどこの国?

あのメーカーがどこの国?このブランドはどこの会社か?

インターネットの普及に伴い、地元の販売店で売っていないような製品やブランドを目にする機会が増えてきました。今までのようにお店に行って製品を選んで購入する時代であれば、そのお店の基準を満たさない製品は目にする機会すら無かったと思います。

現在は、インターネットが普及した副作用と申しますか、利用者(購入者)が商品検索を通して、色々な商品に接することができます。例えば、最近起業した・発売されたばかりのブランドや、日本国内での販売実績がほぼ無いメーカー、悪いところではどこかの下請け工場の品質検査で弾かれた不合格品が、流通の中でロンダリングされ通常品のように販売されていたり、偽物(コピー商品やデザインをパクった別物)に至るまでさまざまな物があります。

インターネットを通じて、商品情報にダイレクトに接する場合、そもそもこれを選ぶのが正解なのか?そもそもどこの国のものなのか?知らずに買って後悔したり、シンプルに値段で選んだらとんでもない粗悪品が届いたり、トラブルに遭ったりすることも多いんじゃないかと思います。
日本には昔から有名なメーカーやブランドがありますので、できることなら国内メーカーを支援して頂きたいですし、一部の怪しいメーカーの餌食にならないよう、警鐘のようなものが鳴らせたらと思い、このページが作成されています。

この手のトラブルを防ぐ唯一の方法は、あなたの目利き能力を高めることしかありません。
良い商品・ブランドを選ぶ能力は、言い換えると『価格やクチコミ、宣伝に影響されずに、商品の本質を見抜けるか?』です。本来、商品には適切な価格帯があり、大きく逸脱している価格の商品は、経験上何かしらの問題を抱えていることが多いです。

読み進める前の確認事項

各メーカー・ブランドには、当店からひとことコメントが記されていますが、あくまでも当店による感想であり意見です。善し悪しの情報は人により感じ方に差があります。ここの情報を参考にされるのは構いませんが、購入・利用については各人の責任になります。引用・転載は禁止、リンクはこのURL (maker.html) にお願いします。
記載する内容には誤りが無いよう努めますが、最新の情報であることは保証できません。最新情報の確認は読み手の皆様にお願いいたします。
ここに登場するブランドはパソコンやIT機器の範囲に絞ります。一般家電ジャンルは数が多く対応しきれません。

通販サイトにおける、新規ブランドについて

Amazon(アマゾン)を筆頭に、聞いたこともないようなブランドの製品が沢山販売されていて、ここ数年で見ると爆発的な数のブランドが乱立しています。ごくわずかではありますが、本当にお求めやすい価格で、商品の質も良いブランドがある一方、かなりの数存在しているのが、どこの国・会社が製造し、だれが販売しているのか?サポート手段があるのか?アマゾンのクレーム処理のみでの対応なのか?など、その商品に関する情報がほとんど判らないブランドがあったり、商品本来の品質とはかけ離れた、さくらのクチコミが多数書き込まれている商品なども多いように感じています。

また、クチコミの偽装などがビジネスとして成り立っている世の中です。数枚の写真と、クチコミだけで商品を購入することがどれほど難しいか?お値段や評判を鵜呑みにするのではなく、どうしてこの会社は安く販売できるのか?どうしてこの商品は沢山の方に売れているのか?そういった基本的な情報も意識しながら商品選びをされるよう、切に願っています。

Amazonにおける購入のアドバイス

どのメーカーを選べばいいのか?などと質問を寄せられることが増えてきました。選び方の基本を記しますので参考にして下さい。
✅ 同じ機能を持つ製品で、あなたが知っている●●社より安いものは、何かあるから安いのでは?という切り口で商品を見ること。何故(●●社よりも)安いのかを徹底的に考えること。
✅ 基本は、Amazonが販売し、Amazonが発送する商品から選ぶこと。これが一番の安全策。Amazonという保険を間にはさむ購入方法。
✅ Amazon以外の販売店が販売する商品(発送をAmazonが代行しているものも含む)は、以下のような注意点も考慮する。

『フルフィルメント by Amazon』による評価の書き換え・評価分布の見直し
発送元がAmazonの場合、商品評価にマイナスな書き込みが行われると『Amazonからのメッセージ: この商品は「フルフィルメント by Amazon」で、当社が出荷に対して責任を負います。』と表示されマイナスなコメントに線が引かれて見にくくされます。発送などに対する意見が書きたくても「フルフィルメント by Amazon」に対する評価を書き込む手段がありません。(少なくとも私は見つけられませんでした。)
評価割合の分布にも注意が必要です。私が目にした実例として全体評価件数が 5件あり、★5が 3件、★4が 1件、★1が 1件だった商品がありました。
通常の評価分布だと、★5が60%、★4が20%、★1が20%となるはずです。★1の評価に『Amazonからのメッセージ: この商品は「フルフィルメント by Amazon」で、当社が出荷に対して責任を負います。』とコメントが書き加えられていた場合の評価分布は以下のようになります。
★5が 67%、★4が 31%、★1が 2% という風に、★1の割合が減らされ★5と★4が増えています。
(理想的なF型評価にしようと調整している雰囲気を感じます。)
究極的な話、自社システムの評価についてどのように加点減点するかはAmazonの自由にできる範囲ではあります。我々利用者にはどうしようもありません。確かなことは、将来的には自社サイトの評価にはマイナスに働きます。日本のユーザーは甘く見られているのでしょうか。(2023/12)

✅ 購入者レビューは、海外のサクラ書き込み組織が発達しており、一定割合は偽レビューなので個々の記事を鵜呑みにせず、投稿全体から感じられる独特な印象で判断しようと感覚を研ぎ澄ましていく必要があります。それが難しい場合は、ある程度はツールなどで自動判別も可能です。『さくらチェッカー』に代表される優秀な判別サイトも活用すると良いです。購入前の判断材料が増えます。


✅ どの国のメーカーであれ、創業間もないメーカーやブランドは品質にムラがある。(良い商品と悪い商品との差が大きいのが特徴。なので、商品レビューの善し悪しのコメントにものすごく差がある。)
✅ その企業の倫理観として、品質の悪そうなものも出荷するか、自分たちで制して出荷しないかは、その会社の考え方次第。
✅ なので『初期不良』『保証期間の故障』が発生するかもしれないことを前提にして、
✅ どういう法人が販売し、どのように連絡が取れるのか確認して買うべき。

🔴 商品ページから販売店舗情報を確認し、海外の個人事業主であるような小規模の場合は注意が必要。(法人であっても、日本のような素早い対応が出来てない所は多い。)日本国内に日本法人か支社があるようなレベルを目安にすべきかなと思います。

✅ 出荷時の品質についても、若干甘い考えのメーカーやブランドがある。
✅ 問題があれば連絡してくるから、連絡が来たら対応すればいい、みたいな考え。
✅ なので『これで良く出荷したなー』という感じの商品が届くことがある。

🔴 ポッと出のブランドや製品に手を出すと、本当に信じられない位のレベルのものが届くことがあるので、心して購入すること。

✅ 製品の販売でコストがかかるのは、サポート業務と交換返品業務。
✅ わざとなのか、人出が足りないのかは不明だが、このやりとりが異常に遅い販売店がある。
✅ お客さんがシビレを切らして、サポートをあきらめる事を狙っているのでは?と思われる販売店もあるようです。(状況からそう判断されてもしょうがない事例がありました。)

🔴 海外の異なる価値観の企業と取引をしていることを強く意識して、通すべき理屈は最後まで通して、このような不誠実な企業が得をしないよう、強い意志を持ってサポートに望んで下さい。

→ メーカー・ブランドの基準

索引テーブル

メーカーやブランドの頭文字を触っていただければ、その項目にジャンプいたします。
『A』🔸 /『B』🔸 /『C』🔸 /『D』🔸 /『E』🔸 /『F』🔸 /『G』🔸 /『H』🔸 /『I』🔸 /『J』🔸 /『K』🔸 /『L』🔸 /『M』🔸 /『N』🔸 /『O』🔸 /『P』🔸 /『Q』🔸 /『R』🔸 /『S』🔸 /『T』🔸 /『U』🔸 /『V』🔸 /『W』🔸 /『X』🔸 /『Y』🔸 /『Z』🔸 /数字日本語

索引 – A で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『A』🔸

索引 – B で始まるメーカー・ブランド

『B』🔸

索引 – C で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『C』🔸

索引 – D で始まるメーカー・ブランド

『D』🔸

索引 – E で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『E』🔸

索引 – F で始まるメーカー・ブランド

『F』🔸

索引 – G で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『G』🔸

索引 – H で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『H』🔸

索引 – I で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『I』🔸

索引 – J で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『J』🔸

索引 – K で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『K』🔸

索引 – L で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『L』🔸

索引 – M で始まるメーカー・ブランド

『M』🔸

索引 – N で始まるメーカー・ブランド

『N』🔸

索引 – O で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『O』🔸

索引 – P で始まるメーカー・ブランド

→ 解説にある語句の説明
『P』🔸

索引 – Q で始まるメーカー・ブランド

『Q』🔸

索引 – R で始まるメーカー・ブランド

『R』🔸

索引 – S で始まるメーカー・ブランド

『S』🔸

索引 – T で始まるメーカー・ブランド

『T』🔸

索引 – U で始まるメーカー・ブランド

『U』🔸

索引 – V で始まるメーカー・ブランド

『V』🔸

索引 – W で始まるメーカー・ブランド

『W』🔸

索引 – X で始まるメーカー・ブランド

『X』🔸

索引 – Y で始まるメーカー・ブランド

『Y』🔸

索引 – Z で始まるメーカー・ブランド

『Z』🔸

索引 – 数字 で始まるメーカー・ブランド

10Gtek

香港にある企業のブランド。通信機器やネットワーク関連の製品が多い。当方はWi-Fi USB機器の検索中に認知しました。日本国内では少なくとも一般消費者の認知は高くないと思われます。販売店の情報では、日本語による対応が可能と謳っており、日本向けのビジネスに本腰を入れている印象を受けました。

索引 – 日本語 で始まるメーカー・ブランド

アルファベットのロゴがある場合、英文字の順に組み込んでいます。
【例】富士通株式会社 → 『Fで始まるメーカー』🔸


兆芯 ちょうしん → 『Zで始まるメーカー』🔸

ジョイサーフ

タブレット製品を探索中に見つけたブランド。中国・深圳にある販売店の情報のみが出てくる。数少ない評価は良好だったが、評価件数が少なくさくらチェッカーでは評価内容に注意が必要と出る。お安いようですが購入は個人の責任において慎重にご判断を。(2022/11)

ワンーキョー

タブレット製品を探索中に見つけたブランド。中国・深圳にある販売法人の情報が出てくる。さくらチェッカーでは評価内容に注意が必要と出る。お安いようですが購入は個人の責任において慎重にご判断を。(2022/11)

メーカー・ブランドの基準

主体 は、メーカーであれば本社の所在地などを参考に、その実体がどこにあるのか判断します。組織が変更になった場合や、買収・合併、親会社の変更などがあった場合には、指揮系統が現在どこにあるのか、できるかぎり調べて判断します。
ブランドの場合は、どのメーカーが販売しているか、できればどこのメーカーが開発しているかが判れば記載します。
業種 は、開発しているのか、販売をしているのか、何かしらの業務代行をしているのか、組織とソフトウェアとの関わりについてお知らせすることがあれば記載します。
判断 は、信用に足る情報があれば提供いたしますし、なければその組織に生い立ちから判断して頂きます。
アドバイス は、これを使うべきか否か?の問い合わせに対して、当店の意見となります。幸い同様のソフトウェアは沢山ありますので、信頼に足らないソフトウェアは極力手を出さないが当店の基本方針です。

PB商品 (プライベート商品について)

PB商品には、もちろん製造するメーカーや生産地がありますが、一般的にこれらが公表されることがないので、基本的には掲載していません。個人的な意見として、PB商品は、デザインに惚れたり、販売店を信じたり、圧倒的な価格差に納得して、購入に至る性質の商品です。製造メーカーの名前で販売してもお客様のハートをつかめないのでPB生産に乗っかるのです。PB商品の中には、『PBだけど、実は○○メーカーの部品が使われています。』みたいな、PBだけど中身は一流みたいな宣伝や情報が飛び交う場合がありますが、裏を返すと『自分のところの部品・商品であることを伏せて販売している』ということでもあり、その真偽や価値についてはよくよく見極める必要があります。 とにかく、製造メーカーとしての信頼性を確認したい、気にしているのであれば、PB商品でなく各メーカーが発表している、普通のブランド商品を購入検討するべきです。


本ページに書かれている内容は、当店の感想や意見が含まれています。情報の利用についてはご利用者様自身の判断と責任においてお願いいたします。引用・転載は厳禁です。
タイムリーに更新できるかはわかりませんが、状況変わった場合には変更してゆきたいと思います。