0x00000139 KERNEL Security check Failure が発生した時の変わった原因と対処

0x00000139 – KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE

バグチェック (Bug Check) という分類のエラーコードで、プログラムが発生させる論理的なエラーコードだと言われていますが、その原因となるとドライバーなどのソフトウェアからハードウェアに至るまで多岐にわたる、意外にクセモノなエラーコードです。

故障を疑う個所について

ハードウェアの故障から疑うか、インストールされているドライバー・ソフトウェアの類から疑うかは、判断の分かれるところですが、いずれかの故障であることは濃厚です。
ただし、ソフトウェア開発者が使用しているパソコン、新しい製品を追加した直後や、ドライバー更新直後の場合は、ソフトウェアの不具合から生じている可能性が高まる状況もあります。

一般的に疑う個所

一般ユーザーの立ち位置で見た場合、現在まで動作していたパソコンか、今回新規に組み立てしていたり、リカバリーや回復作業などを行っていたのかで変わってきますが、もっとも情報の多い被疑個所は、ドライバー異常・破損 と言われています、というか、そう記載されているサイトが多いように感じます。(続いて、メモリー、ストレージなどの破損と続きます。)

当店でお知らせしたい個所

Windowsインストール直後に発生したエラーが本エラーコードで、検査分析をしたところメモリーの故障で発生していたことがありました。メモリー故障だと、OSのインストールすらできないイメージでしたが、インストール完了後の再起動で本エラーが生じるという変わったタイミングを経験しました。
メモリーなどの故障で、本エラーが発生する事例を確認しています。

特定部品の故障でも発生しうるエラーコードであり、意外と発生しやすいことを経験しました。

対処方法

BSODエラーの症状となるため、大事なデータが残っている場合は、故障個所の特定作業よりも先に、データ復旧を実施する手順を推奨します。特に重要なデータはない、もしくは、データ保護の優先度が低い場合はこの限りではありません。各人の判断で優先順位を間違えないでください。
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参考リンク

本記事を作成するにあたり、参考にしたサイトです。
エラーコード 0x00000139 の詳細説明があります。

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