OneDriveで、0x8004def7 のエラーが表示される場合の原因と対処方法

OneDrive サービスで発生しやすいエラーコード

当店で行っている各種相談・対応において、気になる情報や事象について、スタッフの判断で備忘録としてまとめる場合があります。
今回は、OneDrive 関連のエラーで、毎回エラーが表示されていて困っているという相談の記録です。

エラーコード 0x8004def7 について

One Drive にサインインできません。お使いのアカウントに問題があります。
onedrive.com にサインインして問題の詳細を確認し修正してください。
エラーコード0x8004def7

エラーコード 0x8004def7 の要約

OneDriveサービス全体の問題、というよりもあなたのアカウントで問題が発生しているというニュアンス。Windows上で動作している OneDrive のアイコンでは詳細な情報が判らないので、onedrive.com にログインして詳細な情報を確認してもらえないか？ そんな感じのメッセージです。

一般的にエラー情報は、Windows上のプログラムよりも、実際のサービスを提供するサイトに直接ログインした方が情報が豊富である場合が多いです。

今回の対処方法は

実際のサービスにログインしてみて判った情報ですが、契約しているデータ量を超えていたために発生しているものでした。お客様自身はOneDriveをそんなに使っていないつもりでしたが、実際は無料プランの範囲を超えるデータ量を預けている状況でした。
その旨ご説明をして、その場でデータの整理をし、無料プランの範囲に収まるところまで、預けているデータ量を減らしたところ、上記のエラーは解消しました。

エラーコード 0x8004def7 の印象

単純に、『契約しているデータ量を超えているので対処してね。』 という意味が伝わるように表示できれば、簡単だったのになぁ。と思いました。
OneDrive というクラウドサービスを、Windows ユーザーの皆様に使っていただく壮大な計画があるのならば、こういうOneDriveを使い始めれば、誰でも一度は遭遇しそうなエラー事象について、もっともっと判りやすくする必要はあるなと思いました。
これが出来ないようだと、クラウドサービス分野においても、Microsoftは主要サービスとして生き残れない可能性がありますよね。