IE(Internet Explorer)6~11の広範囲で見つかった脆弱性に関して
バージョン6~11、ほぼ全部で発生している脆弱性問題
悪意のある細工を施されたサイトを閲覧する(表示させる)と、パソコンの制御を乗っ取られる可能性があるとのことで、かなり深刻で広範囲に影響する問題です。
(何でこんなに大きな問題が今頃見つかったんでしょうかね。)
現在、Microsoftが修正プログラムの対応を作業中(4/29現在)ですが、米国の安全保障を管轄する組織から公式に『騒動が収まるまで、IEを利用せず、他社のプログラムを使ってほしい』とアナウンスが出ているくらい、深刻です。
今後の対応 Windows8 & Windows7
修正プログラムが出るまで、他社のブラウザー (Chrome / Firefox / Safari etc…)を利用するのがベストです。
もしくは、しばらくインターネットの閲覧を控えるとか。
今後の対応 Windows Vista
最新利用可能バージョンが、IE9 なので、IE9向けの修正プログラムが出るまで、他社のブラウザー (Chrome / Firefox / Safari etc…)を利用するのがベストです。
もしくは、しばらくインターネットの閲覧を控えるとか。
今後の対応 Windows XP
最新利用可能バージョンが、IE8 なのですが、皆様ご存じのように Windows XPと、IE8(Internet Explorer 8)は、サポートから外れてしまっているので、基本的には修正プログラムは提供されません。
政治的な判断から(マイクロソフトのイメージ戦略として)例外的に今回だけは提供される可能性もゼロではありませんが、他社ブラウザーの存在もありますので、おそらくはこのまま未対応のままとなる予想です。
IEでしか正常にアクセスできないサイトを閲覧することがある方は、今回の問題を契機に新しいPCへの移行を検討される時期でしょう。
追加情報
→ マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2963983
暫定的にIEを利用する際の設定変更などの情報があります。
操作方法はかなり専門的な手順となりますので、実質的には、PCに詳しい方限定の内容となっています。
他社のブラウザーって言われても、対応が判らないという方へ
当店では、他社ブラウザーの導入支援や、操作方法の解説など、こういった問題のフォローを各種支援サービスとして実施しています。
比較的安価で対応可能ですので、ご心配な方はぜひ当店へご相談ください。
→ 当店の営業カレンダーはこちらです。