Lenovo G565 キーボード交換で驚きの事実

Lenovo G565のキーボード交換修理の相談を受けました

キーボード破損に伴い、キーボード交換が必要と思われる相談をお受けしました。
本来なら、問屋さんからキーボードを調達して交換するところですが、思いもよらぬ事実が判明しました。

なんと、仕様と異なる部品が提供されてました。

しかも、仕様上(戦略上)の都合で複数のバリエーションがあるのなら、話しは判りますが、単純にメーカーのミスだっていうから、ビックリです。
lenovo-G565-kb
ちなみに、左が正規な仕様のキーボード。右が間違って出荷されたキーボード。
カーソルキーとテンキーの『0』が変わったレイアウトになっています。

結局は、メーカーのミスが原因だったのですが

国内メーカーさんでは、まず聞いたことがないミスです。
Lenovoらしいと言えば、そうなんでしょうけど。

さすが中国企業。転んでもタダでは起きません

問題は、部品流通市場の方です。
この『挿せば使えるけど、メーカーでは間違ったパーツ』という扱いになっているキーボードが、現在では、G565 の正規パーツとして出回っていることが多いのです。
オークション、海外サイトと扱う場所が怪しくなるにつれ、その割合はほぼ100%になります。
日本の問屋さんでも、この問題が発生していることを知らずに仕入れていて、間違っている方のパーツの写真を掲載しているところがあります。

ご自身で調達する場合でも、細心の注意が必要です。