企業放出品PCの格安販売会が開催されると聞いて

開催のご案内が出回っているようですが

栃木県各地で、『企業向けPCをお安く販売します』と広告が入ったとの情報をお客様から頂きました。
全ての業者がそうだとは言いませんが、初心者やシニア層を誤認識させ、意図しないものを購入させる事例が多く寄せられていますので、商品選びのポイントをご紹介します。

主催者は誰か?保証をする企業はどこか?

多くは他県から来た業者さんが、地元の公民館や商工会などの会場を借りて開催します。
ですから、
会場の持ち主が今回の販売の責任者ではないことに注意してください。
あとでサポートを受けたり、質問をしたいときに、どのような手段を提供してくれるのか、しっかりと確認をしましょう。

誤認識表記に注意!

パソコンの知識をあまり持たない方がメインターゲットになっているようなので、細かな記述の違いを記さずに販売することが多いように感じます。

【あいまいな表記の例 1】

オフィス 2013搭載で、ワープロや表計算も使える!
→ これは、ほとんどの場合マイクロソフト社のものではない他社製のワープロソフトや、表計算ソフトが搭載されています。他社でも 『Office 2013』などの表現は使っており、間違いではないが、親切な表記ではない例です。
(他社でもオフィスソフトを販売していることを知らない方は、質問すらしないのでトラブルの元になりがちです。)

【あいまいな表記の例 2】

Windows 7搭載のパソコン!
これは、その商品(モデル)の販売時期に関わる情報です。Windows 7を全面に出すことで新しい年月の製品であるかのように誤認しやすい表記を見かけます。
→ Windows 7が発売されていた頃のパソコンではなく、その商品が発売された時期を確認しましょう。通常、Windows XPや Windows Vista などが搭載されていたパソコンに、Windows 7を再度インストールして販売するものが多いです。
おおむね、経過年月に比例して、故障の確率も高くなります。

【あいまいな表記の例 3】

CD/DVD搭載、インターネットできます、などの表記では、
書き込みができるドライブなのか、無線LANなどは搭載されているかが不明確、細かな仕様の違いにも気を配っているか確認してください。


繰り返しますが、業者さんによって異なります

すべての販売会が要注意とは申しておりません。
開催する業者さんによって、上記のようなトラブルが多くなる事実があります。
お客様の目でしっかりとチェックして、ここは誠実に商品の説明をしてくれた、サポートなどの体制も確認し、信頼がおけると思った、など個人でしっかり質問をして、自分が思っていたものと違う!と後悔されないよう確認をしてくださいね。