中国語版パッケージのOffice で認証がされない問題が発生中?
昔から懸案だった問題点だったのですが・・・
Windows7の頃から、インターネット上には通常のオフィス (Office 2013) とは異なる、外国語表記のオフィス・パッケージが流通しておりました。
宣伝文句には、『日本語に変更して使えます』『認証保証がありますので安心してお使いください』『認証ができない場合には、中国国内のスタッフが代理で認証いたします。』などと、通常のパッケージではありえない文章が並び、普通の感覚ならば、『あやしい。。。』と思われる販売だったのですが、当のマイクロソフトがこれを放置していた こともあり、値段の安さに釣られて、沢山の方が購入をされていたようです。
ひどい時には、販売実績が逆転することも
通販系サイトのランキングで、このような外国パッケージ、もしくは外国から来ていると思われる怪しいライセンスが、売り上げの上位を独占していた時期もあり、個人的には『将来、大変なことになるぞ!』と予感しておりました。
最近では、この中国語版の再認証ができないらしいです
Windows 10へのアップグレード契機が多いのかもしれませんが、OSのアップグレード後にオフィスの再認証の要求が表示され、インターネット認証はもちろん、電話認証でも認証が通らず、最終的にマイクロソフトのオペレータ対応となり、このライセンスはすることが認証できませんとお断りされるケースです。
通常版(日本国内流通版)では、認証不可という対応はされていない(※少なくとも当店おお客様ではこのようなトラブルはなし) ところからも、日本国内向け以外のライセンスを排除しているものと推察しております。
使えるからいいか!と安く購入すると
今回のように、突然使えなくなります。
日本向けのオフィスライセンスは確かに高いと言われており、外国パッケージに走る気持ちは判ります。
でも、せっかく安くかった製品が、途中で使えなくなるなら割安感はありません。
安心安全の国内向けパッケージを購入するか、フリーソフトなどのオフィス製品を選択するのも手です。
(※もちろん、互換性など諸条件がございますので、各人で調査分析が必要です。)
また、Kingsoftを始め有償の互換製品もありますが、こちらはこちらでまた別の懸案事項がありますので・・・
製品の選択にも十分、ご配慮くださいませ。