光コラボから光コラボに移行すると、電話番号が変わってしまう

『事業者変更』という仕組みが追加されました 変更点!

光コラボ事業者から、光コラボ事業者に切り換える際に、『(光コラボ)事業者変更』という仕組みが使えるようになりました。
これは、回線のひき直しをせずに、光コラボ事業者だけを変更できる仕組みです。
この記事を書いたあとで追加になった仕組み(手続き)です。

以下の記事は、『事業者変更』が導入される前に発生していた事例を記事にしたものです。
以前の記事と異なる箇所には、変更点! というマークをいれておきます。

月々の電話料金が安くなるという光コラボ

突然の電話勧誘などで、さんざん聞かされているワード『光コラボにすると月々の料金が安くなりますよ~』のお話の続きがあります。この手の勧誘で疑問に思ったことありませんか?

でも、この話しには大きなワナがあるみたいなんです。
→ 関連ブログ 光コラボ?プラチナ光?今どきの専門用語について

電話番号をそのまま引き継げるのは、最初の一回だけ 変更点!

変更点! 事業者変更の手続きを行えば、光コラボから光コラボ事業者に変更する際も、電話番号も引き継げるようです。

NTT東西各社から、光コラボ事業者に初めて変更をする場合 には、電話番号は引き継げる(番号は変わらない)のですが、2回目以降、光コラボ事業者から別の光コラボ事業者に変更をする場合には、その契約方法の違いから、電話番号が引き継げない (電話番号が変わってしまう) 場合があるようです。

電話番号が変わるなんて、考えただけでもぞっとする

そう思われる方も多いと思います。特にご商売をされている方。
すでに、料金が安くなるということで、どこかの光コラボ事業者に変更をされてしまった方。
二回目の光コラボ事業者に変更をしようとする際は、電話番号が変わる可能性があることを十分に把握しておいてください。要注意ですよ。元のNTTフレッツに戻す場合にも、電話番号は変更になる可能性があります。

光コラボ利用者は、ISPの変更にも注意

光コラボ事業者の回線はそのままに、ISP(プロバイダ)の変更をする場合にも、注意が必要です。
電話番号が変更になる可能性があります。

携帯電話会社とのセット契約も注意が必要

お使いの携帯電話会社が運営する、光コラボ事業者と契約をする場合、
将来、携帯電話を解約する(MNPなどで他者に移る場合も含む) 場合、光コラボの契約も解約となり、電話番号が変わってしまう危険性があります。電話回線の契約変更によって、他の回線契約とセットにする場合には、将来の色々な契約変更について制約が生じることを意識してください。

光コラボ事業者の選定は、重要な決定事項です

目先の費用の安さに釣られ、簡単に光コラボ事業者と契約してしまうと、もしその光コラボ事業者さんの対応が宜しくなく、また他の事業者に変えたいとなった場合でも、電話番号の件が邪魔をして、移るに移れない!と、大きな代償を負うことになります。

ご注意!この制約が故に、初回の契約変更を狙った勧誘 が多い

今までの流れからお判りのとおり、光コラボ事業者は、NTTから初めて移行する顧客を重点的に狙っています。
一度変更してしまえば、電話番号変更のリスクを盾に、加入者が離れにくくなることを理解しているためです。

初回の契約変更を取ってしまえば、その後自分たちの光コラボ事業者から脱退する可能性が低いと判っているからです。

光コラボ事業者、電話勧誘の防御方法

防衛手段とすれば、先に相手の用件を聞きましょう。極力こちらの情報を出さないこと。
『電話回線情報は個人情報です。先にご用件をうかがいます。』
どのような案件なのか、光コラボ事業者の名前を確認するなど、あとで調べられるように電話をしてきた会社のの情報を入手するように心がけましょう。会社名が判れば、光コラボ事業者の名簿から調べられます。
似たような名前の会社もありますので、メモか録音は必ず取ってください。
面倒なときは、
『すでに、ドコモ光に変えました。』などと違う光コラボ事業者の名前を言うと、相手が先に退散すると思います。
うまくすれば、見込み客ではないと判断され、電話の頻度が下がるかもしれません。

この手の話しには『うとい!』と自覚されている方へ

ひと言で言えば、

光コラボ事業者の件は、まさにこれです。
じっくり熟慮されての変更であれば止める理由はありませんが、『安くなりますよ』の言葉に釣られて、さらっと契約してしまったとならないようご注意ください。
このブログを読まれた方が、被害に遭われる前に読んでいらっしゃることを切に願っています。

関連リンク

LinkNTTフレッツ:事業者変更