入れただけで使っていないブラウザーってありませんか?
この時期にぜひ実施して頂きたいこと
12月師走ということもあって、今月はパソコン的大掃除の内容でお送りします。
インストールしただけで、使っていないブラウザーありませんか?
ウィンドウズを例にとりますと、インターネットを閲覧するソフトは有名どころだけでもこのくらいあります。
Windows Edge
Windows10 以降、標準ブラウザーと呼ばれているものです。OSに標準で搭載され個別にはアンインストールできません。
更新は、Windows Updateで行われますので、半ば自動的に更新されると思っていて大丈夫です。
Internet Explorer 11
Windows 8.1までの標準ブラウザーです。Windows 10にも実はインストールされています。
更新は、Windows Updateで行われますので、アップデートが正しく実行されている限り、自動的に更新されると思っていて大丈夫です。
Windows 7以降をお使いで、Internet Explorerのバージョンが 10以下だった場合は、要注意です。別のトラブルからWindows 自身が最新ではない可能性があります。速やかに原因を調査する必要があります。
Google chrome 注意★知らずに入っている場合が多い
Google社が配布している無料ソフトです。市場シェアハマイクロソフトと二分する形です。ご自身でインストールした場合と、何かしらのソフトをインストール・更新した際に一緒にインストールされる場合があります。(ex. Adobe製品のインストール・更新など)
更新は、このソフトを起動した時にチェックが始まり、新しいバージョンに自動更新されます。言い換えると、インストールしただけでブウラザーを起動していない場合には、古いバージョンが存在してしまうということです。
chromeはブラウザー・ハイジャッカーの類に感染すると、(他のブラウザーと比べ)その後の扱い(駆除)が難しいと言われています。実際にそういう事例が増加中ですので、利用されていない方は速やかにアンインストールをお勧めします。
Mozilla Firefox
こちらもMozillaという団体が無償で配布しているブラウザーです。注意点はGoogle chromeと同様です。利用するなら定期的に起動して使ってください。使わないならいったんアンインストールをお勧めします。
Opera 注意★中国企業に買収された
紆余曲折あって、中国企業に買収されました。
このブラウザーにこだわりがあって使用されている方を除いて、速やかにアンインストールののち、他のブラウザーに乗り換えることをお勧めします。
Safari 注意★Windows版は提供終了してます
Apple 社が提供しているブラウザーです。Macシリーズでは標準ブラウザーですが、Windows の世界ではその他のブラウザーのひとつです。Windows版は開発・提供が終了したはずなので、現在動いているのは古いバージョンです。使い続けなければならない特別な事情がある方を除き、速やかにアンインストールをお勧めします。
ブラウザーにも脆弱性があります
何でこんな話を始めたかといいますと、脆弱性(セキュリティー上の不具合)がブラウザー自身にも存在します。
放置しておくと、ブラウザーがウィルスに感染します。(俗に言う『ブラウザー・ハイジャッカー』の感染 です。)
色々な理由があって、(ひょっとすると知らない間に) インストールしていて、でも現在は使っていないというものがありましたら、ぜひアンインストールをしておくことをお勧めします。
アンインストールはコントロールパネルから
削除はコントロールパネルから行えます。
使っていないブラウザーはアンインストールが基本
インストールされたままですと、脆弱性の脅威が発生します。
大掃除を兼ねて、要らないブラウザーをアンインストールしましょう。
ウィンドウズに変更を行う際は、事前にバックアップ
勢いに任せて、ウィンドウズへの変更を実施しないように。
事前に大事なデータはバックアップしてから、大掃除に励んでください。
ウィンドウズに『絶対』はありません。常に何かが起こるんじゃないかと怯えるくらいでちょうどよいです。