外付けハードディスクに入れて管理しています、は危険な理由

データの入れ方によっては、大変危険な管理方法です

ここ最近、同じミスをされて、データ復旧となる事例が続いたので、注意喚起も兼ねて状況を説明します。

バックアップに失敗、その理由とは

例えば、写真や動画のデータ。
大事なものなので、パソコンではなく、外部のハードディスク(USB外付けHDDなど)に保存していました、というお客様。
では、何故データ復旧を依頼することになってしまったのか。

答えはデータを移動させてしまったから

大事な写真を、パソコンから外付けハードディスクに移動させてしまったためです。
通常、バックアップというのは、複数箇所に同じデータを保存することで、データ消失のリスクを下げます。
ですから、パソコンの中から、外部のハードディスクにデータを移すだけでは、データ消失のリスクに変化はありません。
必ず、データはコピーして、常に複数の場所に、同じデータがあるように してください。

それじゃ、パソコンの中がデータでいっぱいになりますよね?

という方は、外部のハードディスク (記録できるものなら、種類はあまり問いません。)をもう一台用意して、
ハードディスク1、ハードディスク2、と複数台に同じデータを書き込んでから、パソコンの中身を消去してください。
一カ所で管理する限り、何年かに一回、必ずデータは消失します。
これは脅かしではなく、世間一般でたくさん発生している事実です。

バックアップの方法をちゃんと学びたい!

そんな方には、当店で『パソコン何でも相談』🔸 を使って質問してください。
お使いのパソコンや周辺機器を持ち込んでいただければ、実際の機材を使って効果的なバックアップ方法を解説します。
足りない機材が見つかれば、その場で購入することも可能です。