GPT保護パーティションからのデータ復旧

GPT保護パーティションからもデータ復旧可能です

パソコンの故障や不調に伴い、データの救出(データ復旧)をしたいと、内蔵HDDを取り出して、別なパソコンに接続したら『フォーマットされていません』とか『GPT保護パーティション』などと表示されて、中のデータが取り出せないというご相談が増加してます。
最近、お問い合わせが増えてきましたので、記事にしました。

これはフォーマット形式の差です

MBR とか GPT(GUID)とかの形式の差です。ものすごく簡略して記すと、GPT形式が正しく理解できない環境下で、誤ってパーティションに操作ができないようロックがかかる(保護される)という状況です。
技術情報はインターネットの方が充実しているので、ここでは省きますが、GPT保護パーティションと表示されているだけで、中にはちゃんとデータが残っています。
(※物理的にHDDが壊れている場合を除いて)

ご自身で何とかする、という方は

ご自身で何とかするという場合には、正しい情報に基づいて作業を行ってください。
※どれが正しい情報か判断できることが最も重要です。
我々が見る限り、怪しいツールや、データが危険な状況になる手順なども公開されています。

当店ではGPT保護パーティションからのデータ復旧に対応

パソコン本体側のトラブルで起動しないだけで、HDD は損傷していないんじゃないか?と思われる事象については、かなりの確率でデータは救出できております。

ただし、本復旧サービスは全てのGPT保護パーティションが対象ではありません。
当店では限定事項を設定して、復旧サービスを実施しています。

Windows 8 系列の内蔵ハードディスク(HDD)および、SSD。取り外しが可能なものに限ります。
Windows 10系列の内蔵ハードディスク(HDD)、SSDも同様です。


※タブレット系、2in1系など、記憶デバイスが取り外せないものは対象外です。
現在、SATA、mSATAに準拠したデバイスに対応しています。この他の接続形式については、下記にある『データ復旧サービス』のページより、対応できるメディア をご確認ください。

・Apple社、Mac 系列で利用されているHDDおよびSSD
GPT の件とは直接関係なく、当店ではMac 系列のデータ復旧を休止しております。将来的に設備が充実しましたら、Mac 向けのデータ復旧サービスも再開する可能性もございます。その際はまたウェブページなどでご案内いたします。


・記憶デバイスにセキュリティー、暗号が施されているもの
TPMによる保護、HDD自体に物理的な取り外しを検知する仕組みがあるもの、BitLocker などの暗号化を有効にしていたPCから取り外したものについては、当店の設備では対応ができません。

HDDに物理的なダメージがあるもの。物理故障が発生しているもの
GPT 形式でフォーマットされている記憶デバイスが物理的な故障により読み出しができない状況。
GPT 形式が認識されたところで、それぞれのデータ(ファイル)でエラーが発生し、読み出せない場合。
読み出せる箇所から得られるデータのみを救出する方法に限ります。

詳しくは、データ復旧のページにて

当店のデータ復旧サービスについては、下記ページに詳細がございます。
『HDD からのデータ復旧』🔸 こちらのページから、対応できるメディアの種類や、費用などご確認頂けます。