Windows Live Mailがダウンロードできない理由と対策方法

Windows Live Mailが既にサポート終了って知ってました?

Livemail は、マイクロソフトの無料メールソフトなので、利用されている方も多いと思いますが、ここで注意事項です。
このソフトは、すでにサポートが終了していて、もう配布していません。
なので、
・新しいパソコンを買って来ても、LiveMailは新規にインストールできない。
・パソコンにトラブルが発生しても、LiveMailを再インストールできない。(場合がある)

どこかにインストールプログラムが残っているんだろうと、ネットで検索したって無駄です。ひっかかるのは偽物ばかりです。無理やりLive Mailをダウンロードしてインストールしないように!ご注意ください。

Microsoft Outlookへ移行する 無難にお勧め

Word/Excelがインストールされている方限定ですが、Outlook へ移行するのもお勧めです。マイクロソフトで唯一の有料製品版メールソフトです。

Windows10 メールアプリへ移行する お勧めしません

Windows 10には、メールアプリが付属しますが、正直申し上げて2017年11月の時点では、まったくお勧めしません。
・Windows10と共に初めて提供されたアプリです。
・今までと異なるUWPアプリの初期のソフトで、動作実績が浅いこと。
・マイクロソフト社お得意の無料ソフトなので、勝手に開発を打ち切られる可能性大。
・マイクロソフトの過去の傾向から、変なタイミングでまたサポート終了になります。

フリーソフト Thunderbirdに移行する そこそこお勧め

開発の歴史が長く、2017年現在、安定して動作しています。
ユーザー数が多いので情報が多く、プラグインなどの拡張機能が充実しています。
無料ソフトの中から選びたいという方は、現在のマイクロソフト陣営のものでなく、こちらをお勧めいたします。

いっそのことウェブメールに移行する 一考の余地あり

ウェブメールは、パソコン側にメールのデータを移動させず、プロバイダのメールサーバー上でメールを閲覧・管理する方式です。ブラウザーさえあれば、メールソフトを必要としないのが最大の特徴です。
主要プロバイダでは標準でサポートしていますので、ブラウザー (IE、Edge、Chrome)で閲覧が可能です。Yahooメールや、Google Gmailなども無料で利用できるウェブメールとして有名ですし、だいたいこれらと同じイメージの利用方法となります。

『Windows10で利用できるメールソフト・メール環境について』🔸 にも最新の情報を加筆修正していますので、良かったらご覧ください。

大事なことなのでもう一度言います

Windows Live Mailは、サポートが切れており開発が停止しています。
ソフトも配布していません。(ダウンロードできません。)
メールのデータだけバックアップしてあれば、またLive Mailをインストールして利用再開という訳にはいきませんので、何らかの選択をして移行しておくのがベストです。
パソコン/Windows が動かなくなってからでは、メールの被害が大きくなります。

パソコンが故障した場合、Windows LiveMailのデータも消失する場合が多いです。
他のメールソフトに移行するには、Live Mailが正しく動作している時に『エクスポート』というデータ変換処理をしておく必要があります。
故障してLive Mailが動作しなくなってからだと、Outlookを始め他のメールソフトでは、このLiveMail形式のデータを扱えず、データの移行ができなくなります。
受信したメールのデータが重要な場合は、LiveMailが故障する、しないに関わらず、他のメールソフトに移行するか、現時点での『エクスポート』データをバックアップしておくなど、自衛策を行っておく必要があります。