Windows Live Mailがダウンロードできない理由と対策方法
Windows Live Mailが既にサポート終了って知ってました?
Livemail は、マイクロソフトの無料メールソフトなので、利用されている方も多いと思いますが、ここで注意事項です。
このソフトは、すでにサポートが終了していて、もう配布していません。
なので、
・新しいパソコンを買って来ても、LiveMailは新規にインストールできない。
・パソコンにトラブルが発生しても、LiveMailを再インストールできない。(場合がある)
検索して探しても無駄です。検索でひっかかるのは偽物やウィルスまみれのものです
どこかにインストールプログラムが残っているんだろうと、ネットで検索したって無駄です。ひっかかるのは偽物ばかりです。無理やりLive Mailをダウンロードしてインストールしないように!ご注意ください。
Microsoft Outlookへ移行する 無難にお勧め
Word/Excelがインストールされている方限定ですが、Outlook へ移行するのもお勧めです。マイクロソフトで唯一の有料製品版メールソフトです。
Windows10 メールアプリへ移行する お勧めしません
Windows 10には、メールアプリが付属しますが、正直申し上げて2017年11月の時点では、まったくお勧めしません。
・Windows10と共に初めて提供されたアプリです。
・今までと異なるUWPアプリの初期のソフトで、動作実績が浅いこと。
・マイクロソフト社お得意の無料ソフトなので、勝手に開発を打ち切られる可能性大。
・マイクロソフトの過去の傾向から、変なタイミングでまたサポート終了になります。
2024.04 追記 – 長い間触り続けてきましたが、個人的な感想として、品質や使いやすさにさほど成長はなく、過去の歴史にもあったような『いつもの無料だけど、いまひとつなツール』という立ち位置からは変わりませんでした。このままサービス終了(EOS)まで進むものと思われます。もうMicrosoft社内ではoutlook.comサービスに集約する方向に進んでいるのかもしれませんね。(勝手な想像ですが)
Windows11 Outlook(New)へ移行する お勧めしません
2024.04 追記 Windows 11には、Outlook for Windows改め、Outlook(New) が搭載されていますが、これまだ実績が浅いのでそんなに絶賛してお勧めとはなりませんが、Windows 10のメールアプリよりかはまだマシかなという程度ですね。(個人的な印象です。)
どうしても、outlook系を利用したいということでしたら、ウェブサイト上で展開されているサービスの『outlook.com』を利用された方がウェブメールの作法でシンプルかもしれません。
フリーソフト Thunderbirdに移行する そこそこお勧め
開発の歴史が長く、2017年現在、安定して動作しています。
ユーザー数が多いので情報が多く、プラグインなどの拡張機能が充実しています。
無料ソフトの中から選びたいという方は、現在のマイクロソフト陣営のものでなく、こちらをお勧めいたします。
いっそのことウェブメールに移行する 一考の余地あり
ウェブメールは、パソコン側にメールのデータを移動させず、プロバイダのメールサーバー上でメールを閲覧・管理する方式です。ブラウザーさえあれば、メールソフトを必要としないのが最大の特徴です。
主要プロバイダでは標準でサポートしていますので、ブラウザー (IE、Edge、Chrome)で閲覧が可能です。Yahooメールや、Google Gmailなども無料で利用できるウェブメールとして有名ですし、だいたいこれらと同じイメージの利用方法となります。
『Windows10で利用できるメールソフト・メール環境について』🔸 にも最新の情報を加筆修正していますので、良かったらご覧ください。
大事なことなのでもう一度言います
Windows Live Mailは、サポートが切れており開発が停止しています。
ソフトも配布していません。(ダウンロードできません。)
メールのデータだけバックアップしてあれば、またLive Mailをインストールして利用再開という訳にはいきませんので、何らかの選択をして移行しておくのがベストです。
パソコン/Windows が動かなくなってからでは、メールの被害が大きくなります。
パソコンが故障した場合、Windows LiveMailのデータも消失する場合が多いです。
他のメールソフトに移行するには、Live Mailが正しく動作している時に『エクスポート』というデータ変換処理をしておく必要があります。
故障してLive Mailが動作しなくなってからだと、Outlookを始め他のメールソフトでは、このLiveMail形式のデータを扱えず、データの移行ができなくなります。
受信したメールのデータが重要な場合は、LiveMailが故障する、しないに関わらず、他のメールソフトに移行するか、現時点での『エクスポート』データをバックアップしておくなど、自衛策を行っておく必要があります。