Driver Update(ドライバーアップデート・更新)に気をつけて!
最近、ユーティリティーツールって多いですよね
パソコンが遅い原因を解決します、とか、古いドライバーを更新します、とか、色々な会社が色々な目的でソフトを販売したり、無料ソフトとして公開したりしています。
全てがこうだとは言いませんが、そのほとんどは効能が怪しいどころか、実行することで逆にウィンドウズに不具合が出たりします。
きっちり動作して、こちらの期待通りの結果が出せるソフトは、残念ながら多くありません。
ウィンドウズの中身を更新することは、とてもデリケートな作業なんです。
ドライバーって、結構大事なプログラムなんです
特に当店でご相談、というかトラブル対応として多い事例が、ドライバーのアップデートを促され、実行したら調子が悪いとか、動かなくなったとか、毎回エラー画面が出るようになったとか、ドライバーの更新作業に伴うトラブルなんです。
ドライバーは、パソコンの中になる色々なパーツを、より適切に、効果的に動かすためのプログラムで、ウィンドウズの制御のもと、その配下で動作する補助的なプログラムです。
補助的ではあるものの、搭載されている部品を直接制御するので、その制御方法がまずかったりすると、簡単にウィンドウズがおかしくなります。それくらいの破壊力を持ったプログラムなんです。
じゃあ、ドライバーは更新しなくて良いの?
そんなに危険だったら、ドライバーは更新しちゃダメなのか?
そういう話しになるかもしれませんが、それも違います。ドライバーもプログラムなので、不具合が見つかる可能性があり、修正プログラムが発表されたら更新すべき場面の方が多いと思います。
ここで大事なのは、更新するか否か?ではなく、どういう経緯で発表された修正を適用させるか?です。
ドライバーの更新をしても良い、提供手段とは?
答えから先に書きますね。
ウィンドウズアップデート(Windows Update)と、メーカーのサポートページで公開された修正は、基本的に適用しても良いし、適用すべきです。 これ以外の、『ドライバーアップデーター』いう類のソフトの指示には、基本的に従わない方が良いです。
ひどい製品になると、PUPに分類されるような悪質なソフトもあります。
最後に格言
ドライバーは、自身で利用していて実際に不具合に遭遇したか、もしくは、メーカーから更新推奨のアナウンスが来ない限り、アップデート(更新)はしなくて良いと思います。