バージョン1909に更新できない (Realtek Bluetooth関連のトラブル)
バージョン 1909に更新できないトラブルの一例
Windows 10恒例の6カ月に一度の大規模更新、『○○ アップデート』
今回は、2019年11月から配布が開始された、バージョン1909『November 2019 Update』 このバージョンに更新できないトラブルの一例をご紹介します。
今回のキーワードは、Realtek Bluetoothドライバー
アップデートを実行すると、処理の途中で『Realtek Bluetoothのドライバーを更新する必要がある』という場面になり、ドライバーの更新を求められます。
さらに細分化すると、実際にRealtek Bluetoothが搭載されているパソコンで、このトラブルが発生するパターンと、Realtek Bluetoothデバイスは搭載されていないのに、このトラブルが発生するパターンとがあります。
後者の場合、そもそもRealtek Bluetooth のドライバーについて指摘をしたり、Windows10の更新が失敗することがおかしいのですが、現時点ではそういう問題が内在しているようです。
対処についての選択肢
実際にRealtek Bluetoothデバイスが搭載されている機種の場合
パソコンメーカーの方で、Realtek Bluetoothドライバーの更新プログラムが提供されるか、もしくは、Windows10のバージョン1909への更新プログラム自身のいずれかに、修正プログラムが提供されるはずです。
お急ぎでない場合は、バージョン1909への更新を休止させて、しばらく静観するのがベストです。
Realtek Bluetoothデバイスは搭載されていない場合
存在しないデバイスのドライバーを更新させること自体がおかしな動作なので、急ぎでない場合はバージョン1909への更新を延期するのがベストだと思われます。おそらくバージョン1909への更新プログラム自身に修正が入って再度提供されると推察しています。
推奨する方法ではありませんが、バージョン1909への更新プログラムがRealtek Bluetoothデバイスを検出するのが原因なので、そのデバイスのドライバーを事前にインストールしておくことで回避ができた事例がありました。
同系列のデバイスへの影響など総合的な確認はされていませんので、リスクはありますがバージョン1909への更新は何とか乗り切れるようです。
諸事情で、最新のバージョンに更新しなければいけないような場面が発生した時は、以前のバージョンの『システムイメージ』を作成するなど、万全の準備をして最新バージョンに更新してください。