Surface サーフェスのキーボードを押したとき、刻印の文字と異なる文字・記号が入力される原因と対処方法
意外に多いサーフェスのキーボードトラブル
マイクロソフト(Microsoft)の人気タブレットPC、サーフェス(Surface)ですが、当店へのご相談で意外に多いのが、『キーボード関連のトラブル』 なんです。
例えば・・・
- 半角・全角のキーを押しても反応しない。
- 記号などの入力で、キーの刻印と違う記号が入力されてしまう。
などのトラブルです。これらの症状は、『サーフェスあるある』 と呼んでも良いくらいの有名なトラブルです。マイクロソフトのサポートにも情報はあるんですが、当店ブログでも解決(対処)方法を記録しておきます。
キーボードトラブルの確認方法
ここで言うトラブルは、以下の方法で確認ができます。
SHIFTを押しながら2 を押した時に、『@』が表示される事例です。
正しく動作しているサーフェスでは、SHIFT+2で、『”』(ダブル・クォーテーション)が表示されます。
英字(A~Z)は、正しく入力できるが、記号の入力がおかしいという症状になります。
対処方法 (1)
以下の手順で、キーボードが誤ったモデルに認識されているのを修正します。
- 『コントロールパネル』🔸 から、システムとセキュリティーを選択。
- システムを選択。
- 『デバイスマネージャー』をクリックし、デバイスマネージャーを起動。
- 『デバイスマネージャー』の中から、キーボードをクリック。
- 【HIDキーボードデバイス】の項目を、右クリックして、ドライバーの更新を選択。
※ Microsoft Basic Keyboard が認識されていたら、ここで作業を中断し、対処方法(2)の方を試してください。 - 【ドライバーの更新】の表示から、次の順番で選択。
・コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索
・コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します
・互換性るあるハードウェアを表示に✅が付いているので、これを外す
・【製造元】の項目から、『Microsoft』を探してクリック
・【モデル】の項目から、『Microsoft Basic Keyboard (106/109)』を探してクリック
・警告が出ますが、そのまま『はい』をクリック - デバイスマネージャーを閉じる
- パソコンを再起動する。(もしくはログアウトしてログインする)
ノートパット(Notepad)、メモ帳などのプログラムを開いて、SHIFTを押しながら2 を押してみて、『”』が入力されれば症状は解消です。対処方法(2)は行う必要はありません。
対処方法 (2)
特定のサーフェス(Surface)においては、以下の方法でも修復できます。
以下の手順で、キーボードが誤ったモデルに認識されているのを修正します。
- スタートから、『設定アイコン』🔸 をクリック
- 【設定】の画面から、『時刻と言語』をクリック
- 【時刻と言語】の画面から、『言語』をクリック
- 【言語】の画面から、優先する言語の項目で『日本語』をクリックし、表示されたボタン『オプション』をクリック
- 【言語のオプション】の画面から、ハードウェアキーボードレイアウトの項目を探し、英語キーボード(102)になっていたら、日本語キーボード(106/109)に変更
- 設定が完了すると、サインアウトか再起動を求められるので、それに従う
再びアカウントにログインしたあとで、
ノートパット(Notepad)、メモ帳などのプログラムを開いて、SHIFTを押しながら2 を押してみて、『”』が入力されれば症状は解消です。お疲れさまでした。
これ以外にもサーフェス関連のトラブルやお困りごとの解消を致します
お気軽にご来店・ご相談ください。
当店スタッフが症状をお伺いし、設定の変更などで対処可能な問題であれば、対処いたします。