久しぶりに動かしたパソコンで注意すべき事とは?

コロナ禍の影響から古いPCが稼働する機会が増加

現在も懸命に感染拡大防止の活動が行われておりますが、その最たる例が自宅待機、テレワーク、オンライン授業です。
ご家庭内でも、必要となるパソコンなどの台数が急に増加してしまい、今まであまり使っていなかったパソコンを現役復帰させるという事例も多いようで、それに伴うトラブルも増加中です。
当店でも対応した事例を示して、皆様に注意喚起したいと思います。

動きそうだったのでアップデートしたら動かなくなった

あまり使っていないパソコンは、Windows Updateを始めとする各種アップデートがされていない状態です。
電源を入れてみて『おっ、ウィンドウズ動くな!』となって、とりあえずこのパソコンでテレワークの会議するかな。ウェブカメラも付いていることだし。
そんな感じで始まって、せっかくだから最新のウィンドウズにすべくアップデートをしておこう、という流れになるんですが、今まで使っていなかったパソコンというのは、だいたい数カ月単位で利用されていないことが多く、アップデートと言ってもものすごい量や回数のアップデートが行われます。
ウィンドウズは起動するものの、パソコンの状況的にはあまり『よろしくない』状況だった場合、このアップデートという大仕事によって、パソコンがダメになる(故障が発覚する)ことがあります。

ダブルパンチの場合は、データの消失にも関係します

先程の『あまり使っていなかったパソコン』に大事なデータが入っていた場合、事態はより深刻になります。
まさかアップデートで動かなくなるとは思っていなかったはずなので、使い始めにバックアップを取っておく方は少数派です。(当店調べ)
家族や知人から借りてきたパソコンなどは、責任問題にもなりかねない大変なトラブルになります。

久しぶりに動かすパソコン、注意すべきことは?

とにかく、現在の状況に関わらず『大事なデータをバックアップしておく』 ことです。アップデートしてから、とか、これから使うソフトをインストールしてから、ではなくて、初回に電源を入れて、『動きそうだ』と判断がついた時点で、すぐに実施してください。
最近のウィンドウズは、インターネットに繋がっていることを検知すると、すぐにアップデートが動き出します。

トラブルが発生したら、すぐに専門店にご相談

パソコンが起動しなくなった!
自動修復の画面が表示された!
など、通常のウィンドウズ起動ができなくなったら、すぐに専門店にご相談ください。
データ復旧が必要な場合は、特にご注意ください。

パソコンの修理・相談は、パソコン360(028-666-0736)まで、お気軽にどうぞ。