Google の現在地共有機能を通じてリアルタイムの現在地情報が共有されています、というメールが届いた時の意味と対処方法

お客様からご相談を受けた中で印象的な事柄を記録しています

各種ご相談の中でも、『こんなメールが届いたんだけれど、どうしたらいいのでしょうか?』という感じのご相談をよく受けます。今回はGoogleから届いたこのメールについて回答した際の記録です。

ご相談します

不正アクセスとは、気になるキーワードですね。
当店スタッフが実際のメールを拝見して分析を開始しました。

届いたメールの内容

【題名】Google の現在地共有機能を通じてリアルタイムの現在地情報が共有されています
メールの本文は以下の通り。

●●●● 様

プライバシー保護の目的から、現在、お客様のリアルタイムの現在地情報が ●●●● ●●●● さんに共有されていることをお知らせいたします。

Google の現在地の共有機能を使用すると、Google アプリやサービス、スマートディスプレイなどのデバイスで、リアルタイムの現在地を友だちや家族に知らせることができます。現在地の共有を停止する場合は、Google の現在地の共有設定 にアクセスしてください。

よろしくお願いいたします。

Google 現在地共有チーム

メールの真贋を確認しましたが、正しくGoogleから発せられているものでした。正しき指摘だと思います。話題が現在地共有とのことなので、Google Mapなど位置情報にアクセスするサービスに関連するものかと推察しました。ここ最近のスマホに対する作業についてヒアリングを行いました。

実はそういう設定を行っていた

ヒアリングの結果、数日前にお子さま夫婦と外出先で集合するようなことがあったそうで、そのときにお子さまの方が気を利かせて、ご相談者さまのスマホの位置情報共有機能を【勝手にオンにしていた】そうなのです。その場で電話をして頂いて、事実の確認が取れました。

なので、今回のGoogleさんからの通知は、まったく問題のないものでした。

このメールが届いたときに行う確認

今回のGoogleから届いたメールは、位置情報がだれかと共有されていることを示すものです。
家族や知人と位置情報を共有しているのでしたら、その機能が【有効になっていますよ】という連絡ですので、気にしなくて良いです。

ただ、そもそもそんな機能は使っていないとか、用は済んだので機能自体は止めているはず、みたいな場合はちゃんと機能を停止させておく必要があります。