ポストに投函されているインターネット申込受付のチラシ
この時期に多くなるインターネット関連のチラシ
アパート・マンションを中心に、光回線・インターネット加入のチラシが投函される周期があります。
年末、期末、引っ越しが多い時期の少し前、この当たりが今まで多い時期でした。
最近ではコロナの影響もあるのか、例年と比べて引っ越しをされる方が多いようで、そういった転居に伴うインターネット回線の変更需要を狙って、チラシの投函枚数が多いように感じています。
すべてとは言いませんが、あの手のチラシの多くは、ちょっと胡散臭い業者のものが多く含まれています ので、問い合わせをする前に慎重な検討が必要です。
例えばこんな文章に注意が必要です。
(時間の無い時は、タイトルだけでも良いので、斜め読みしておいてください。)
このマンションはフレッツ光マンションタイプが導入済みです
文章的には、いかにもそのインターネット回線の導入に当社が関わっています という感じを醸しだす文章ですが、おそらくは無関係の業者によるチラシです。
その建物にインターネットのマンションプランが導入されているかどうかは、この業界の人でなくてもNTTに問い合わせれば簡単に判る内容です。
今なら工事費無料になるキャンペーンがあります
この表記も多いです。
現在、インターネットは競争が激しく、新規加入の条件であれば初期工事費が無料、もしくは全額キャッシュバックになるプラン・プロバイダは沢山あります。工事費無料はそんなに魅力的なキャンペーンではないことを申し添えておきます。
現在、この地域で集中的に導入工事をしているので特典があります
『○○市○○町で沢山の新設工事を行う予定です。一緒に工事させて頂ければ特典があります。』
このような文言にも注意が必要です。(お得感を醸しだすテクニックのひとつです。)
チラシが指定する期間にお申し込みいただければ、本来発生する以下の費用が軽減・もしくは無料になりますというチラシも多いです。申込締め切りが微妙に短いのが特徴で、他社とじっくり比較検討をさせない工夫なのかもしれませんが、飛びつかずじっくり比較検討を行ってください。
投函されたチラシの企業をチェックすること
チラシには、そのインターネット回線を取り扱う企業の名前が記載されているはずです。
(記載されていなければ、その時点でアウトなチラシです。)
書かれている番号に電話連絡をしてしまうと営業活動が始まってしまいうるさいので、事前にスマホなどで検索しておくと良いです。例えばこんな情報です。
注意!会社名で検索しても出てこない
怪しい会社であればあるほど、ウェブページが検索で見つからなかったり、微妙に違う名称の会社が検索で見つかったりします。インターネット接続関連の事業者であれば、比較的長く営業されている企業がほとんどですので、会社名の検索で見つからないことはまず、ないです。
注意!電話やFAXの番号が別の会社のもの
チラシにある電話番号やFAX番号で検索したら、別の会社が表示された場合、そのチラシは怪しさ満点です。
おそらくは、営業担当、問い合わせ担当、実際の契約担当が別々の会社になっているタイプを想像します が、事前にそれを知らせていない感じが胡散臭さを感じます。私ならこの時点でチラシを無視します。
注意!連絡先が携帯電話
電話番号が携帯電話のみの場合は、チラシ自体を無視して構わないレベルです。
注意!連絡先がフリーメール
メールでの問い合わせ先ががYahoo/Gmail などのフリーメールだった場合も、チラシ自体を無視して構わないレベルです。
お客様からの問い合わせ (=個人情報) を無料のメールで受付しようとしている時点で、もう落第点な会社だと思います。(ITに関連する事業者の意見として)
注意!電話番号で検索したは迷惑電話サイトが
会社の電話番号(特にフリーダイヤル)で検索したら、迷惑電話一覧のサイトが真っ先に見つかった場合、その会社の電話番号は何かトラブルが多い = 問題になりそうな勧誘である場合がほとんどです。
この場合も、チラシ自体を無視してよいレベルです。
確認。他の人にもチラシを見てもらう
ご自身で抱え込まず、周りの人、家族の方にもチラシを見てもらって、印象を聞くのも手です。
胡散臭いチラシは、誰が見ても胡散臭いはずです。
投函されているインターネットのチラシはハズレが多いです (感想)
個人の印象ですが、ポストに投函されているチラシをここ10年以上見ていますが、誠実そうなチラシはまず見かけませんね。胡散臭さ満点のものは多いですが。
インターネット回線は、契約して工事をしてしまうと、切り替えるのが大変です。
変な業者にひっかかると、解約やら切り替えやらの手間がものすごく大変です。切り替え時にはインターネットができない空白期間も生じますしね。目先のお得感に騙されないよう、慎重に検討してください。
この時期に多い、ポスト投函チラシに関する注意喚起の記事でした。