インストールしたままになっているソフトウェアありませんか？

購入してからずっと、インストールしたままになっているプログラム。
何に使っているのかわからないソフトウェア。消しても良いものなのか心配なのでそのままにしているアプリケーションなど、皆様のパソコンには、もう必要ないけれど、残ったままになっているプログラム があることが多いです。もし、そういった要らないソフトの整理をするなら、この記事がお役に立つと思います。

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アルファベット順に掲載しています。

ここに記載しているソフトについて

広く沢山のパソコンにインストールされていたソフトだったが、何らかの理由でアンインストールを推奨しているというテーマで記事を書いています。
そもそもインストールされたソフト自体に問題があるものや、PUP やウィルスの類と言われているプログラムについては、ここでは触れません。あくまでも、購入当初からずっと入っていたけれど、現在では意味がほぼ無いので、アンインストールした方がいいですよ、というソフトに絞って記しています。

CCleaner

不要なデータを検索し、HDDなどの空き容量を増やす機能が人気で以前から知られていた無料ツール。
標準で導入されているソフトではありませんが、利用者が多いように感じたので例外的に記します。
削除理由
元々セキュリティーに関して不具合を頻発させていたことから『大丈夫かな』と思われていた時代もありましたが、非推奨が決定的になったのは、開発元が Priform から Avast に変更された後、このソフトウェアに対するポリシーが変わったことです。現在では便利なツールと紹介される場面よりも、ちょっと要注意なツールとして紹介されることが多くなった印象があります。CCleanerを取り巻く、これらの課題が良い形で解決するまでは、気軽にインストールすることは控えた方が良いですし、昔にインストールしたまま、更新だけし続けているといった、惰性で使用継続している方は、一度、現在の状況について確認しておく必要はあると思います。CCleanerが良いソフトだった頃を知っている人ほど要注意です。
もし、空き容量をひねり出すことが目的ならば、『空き容量が無い、少なくなったと表示された時の注意事項と作業内容』🔸 の【記憶域】の解説にも、不要なデータを削除する機能があります。

Flash Player

Adobe社が提供していたプレーヤー、特定のデータを再生する、拡張機能のようなものです。
削除理由
2021年にサポートが終了しています。Flash を利用したゲームなどを除き、一般のブラウザーでは非対応・非推奨になっている技術ですので、ご自身で利用していないか確認の上アンインストールをオススメします。有名なソフトであるが故に、脆弱性をついた攻撃が多いソフトとしても知られています。

GIZMO

メーカー製PCに多くバンドルされていた、ガジェット作成ソフト『GIZMO』
削除理由
2013年にサポート終了しています。PC起動時にプログラムを起動させているため、動作性能が低下しています。
複数のプログラムパッケージで構成されていますので、アンインストールは少し面倒です。

JAVA

パソコンを起動するたびに、アップデートしますと通知が出ることで有名だったあのJAVAです。コーヒーカップのデザイン・アイコンと聞くと、ピンとくる、あのソフトです。
現在では、ほとんどのWebサイトでは使われなくなっている技術ですが、マイナーなサイトでは残っている場合があります。あなたが閲覧しているサイトでJAVAの技術を使っていないのならば、アンインストールしてかまいません。ちなみに、大手サイトのWebページしか閲覧していない方でしたら、まず影響は無いと思います。

QuickTime Player

Windows 7/8などのPCからアップグレードしたWindows 10 PCに入っている場合が多いソフトウェア。
削除理由
開発元のApple社では、2016年にWindows版のサポートを終了しています。
またセキュリティー調査会社の報告では、未対応の脆弱性があると指摘しています。
iTunes とは別なソフトなので、使っていないならQuickTime 単独でアンインストールを強く推奨します。

Shockwave Player

Adobe社が提供していたプレーヤー、特定のデータを再生する、拡張機能のようなものです。
削除理由
2019年にサポートが終了しています。あなたが利用している環境で、Shockwaveを使っていないのならば、削除を推奨します。ただし再インストールはすでにできない状況ですので、『あなたがShockwaveを利用していないこと』は慎重に確認してください。

Silverlight

Microsoft Silverlight が正式名称で、Adobe Flash 同様、ウェブ上のコンテンツを表示される時に使われた拡張機能のようなものです。Windows 10の時代になり、IE (Internet Explorer) でサポートが続いていますが、Silverlight を使用しているウェブサイトもほとんどなく、IE自身も 2021年後半に、主要なMicrosoft製品からサポートを切られることからも、アンインストールしても影響はないんじゃないかなと思っています。
ただ、ご自身がSilverlight を使用しているウェブサイトを閲覧していないか、念のため確認しておいた方が良いです。
削除理由
この技術を使っているウェブサイトがほとんどない。今後増えることもない。

Toolbar

ツールバー (Toolbar)は、ブラウザー上に追加で導入される拡張機能の一種で、ブラウザー標準のツールバーと、ウェブページ表示部分の間に一行増やして追加の機能を提供する拡張ツールバーの総称 です。
IT大手、Bing(Microsoft)、Google、(Yahooは除く。詳細はYahoo Toolbarにて)のツールバーでしたら、利用し続けてもかまいませんが、個人的には Ask、Babylon などのあまり知らないツールバーは、『本当に必要としてインストールしたものか？』確認して利用を続けてください。知らないうちに入っていたツールバーに、良いものはないと思っています。

Yahoo Toolbar

拡張機能ツールバー Yahoo toolbar です。国内では利用者数も多かったようですが、現在ではアンインストールを推奨しています。
削除理由
サポートが終了しており、有名なソフトであるが故にセキュリティー脆弱性の攻撃対象になりやすい。