チャットアプリ各種 (LINEからの切り替え先候補など)

チャットアプリは色々あります

LINEの保存データが韓国国内にあったとか、中国からアクセス可能な状態にあったなど報道でLINEへの信頼度がほぼ無くなった状況にありますが、この手のチャットアプリは『LINEだけじゃない』ということをお伝えしたく 、この記事を作成しています。

LINEを使っているあなたへ
今の状態を簡単に説明すると、あなたがLINE上で保管しているデータが周辺外国の、比較的仲が良くない国々で管理され、関係会社スタッフから閲覧可能な状態です。これは一時的なミスとかでは無く、サービス開始当初からずっと行われていることです。ほぼ全てのデータが韓国にあります。

追記。韓国国内から日本にデータは移管すると計画が発表されましたが、けっこう長期間に及ぶ作業になりそうです。また、韓国国内の関連会社からLINEデータへのアクセス権限はそのまま残ります。『見られる可能性』は条件として残ります。
追記2。日本国内でLINEを普及させる際の説明で、データは日本国内にあるので安心であると事実と異なる説明をしていた事実が、その後の調査で公表されました。組織的に隠蔽をしていた事実が浮き彫りになりました。

チャットアプリは信頼が第一!

あなたやご家族が安心して利用できるチャットアプリに鞍替えしてはいかがでしょうか?
一応、独断と偏見で、お勧め順に並べてあります。

Signal (シグナル)

当店一押し!
セキュリティー、特にメッセージを暗号化して通信する仕組みが徹底して導入されているアプリ。
営利企業による開発でないこと、利用される技術の多くがオープンソース化されていることで、アプリの内部や仕組みが透明化されているところが好印象なのかもしれません。実際のアプリを見ても、シンプルな機能と操作が良い印象です。暗号化で用いるSignalプロトコルは公開仕様で、他社サービスでも使われている技術です。技術面で見ても安心できる材料が揃っています。
一言コメント
シンプルに個人間・グループ間でチャットをしたい方にはお勧めできます。今後の流れによっては、このシグナルが事実上標準の座を射止める可能性も秘めていますね。昨今の『セキュリティー』というキーワードに敏感な方たちの判断がそういう流れになっているのかも。当店スタッフは全員、Signalをインストールして使い始めました。

WhatsApp (ワッツアップ)

Facebook社傘下の企業が運営。
・メッセージや通話など、基本的なトーク機能を備えていながら完全無料です。
・Signalプロトコルを採用し、アプリ内の通信が暗号化されています。
・米国など英語圏では標準アプリと言える普及率。iPhone/Android のアプリも安定している。
・全体的にシンプルな機能構成。
一言コメント
LINEが普及するずっと前からあるアプリですが、その当時は無料アプリでなかったため、日本国内での普及を妨げたと言われていました。現在では無料アプリとして提供されています。 その当時に無料アプリであったなら、おそらく現在の標準的なチャットアプリになっていたと言われていたアプリです。サービス動作実績的にも移行先候補です。ただ現在の親会社がFacebookなので、セキュリティーで騒がれているFacebookがお嫌いでなければお勧めします。

Google Chat / 旧・Hungout (ハングアウト)

Google社が提供するアプリですが、
・現在移行期間でして、Google Hungout から Google CHatに移行していく時期。
・Google製で無料アプリなので、アンドロイド派な方は導入しやすいかもしれません。
・メッセージの暗号化は、前身のGoogle alloがSignalプロトコル対応していたので、こちらも何かしらの暗号化は導入されているかと。
・現在移行期間でユーザーが分散している時期なのがマイナス点ですね。
一言コメント
Google chatは、単独で使うことも、Gmailの一部として使うこともできます。
メールとチャットの情報を一括管理できますので、Gmailに情報を一元化したい方にお勧めしたいポイントです。

楽天Viber (バイバー)

バイバーコミュニケーション社が開発したアプリを、楽天が買収し『楽天Viber』に名称変更。
・歴史的には後発ですが、ユーザー数はじわじわ増加中。
・メッセージやアプリ内通話・ボイスメッセージなど、基本的な機能を備える。
・メッセージの送受信は暗号化されています。(2016年から) 方式などの情報は不明。
・もちろん無料アプリとなっています。(アプリ内課金はあります。)
・スタンプ相当の機能もあります。(無料・有料ともに)
一言コメント
海外の事業者が運営するアプリが苦手でしたら、楽天グループが運営するViberはいかがでしょうか?
当店スタッフは、Viber派が比較的多いので無難にオススメです。
認証方法 携帯電話の電話番号

Slack (スラック)

最近注目度が上がってきているビジネスチャット、Slack
ビジネスシーンで利用して頂くことを想定したものですが、個人やグループでの利用も伸びているようです。お勧めのポイントは、ビジネス向けに焦点をあてたツールなので、スタンプなとのくだけた機能が少なく、真面目にコミュニケーションツールとして利用したい派に好評のようです。
個人的には自治会とかPTAとか、事務的な連絡手段に向いている気がします。

Facetime Apple (米国)

通話、ビデオ通話で有名な『Facetime』が、iOS15からAndroid環境でも使用できるらしいとの情報がありました。正式発表時にはリライトしますが、チャット機能などの提供も今後考えられるので、乗りかえ先の候補が増える可能性を秘めています。

カカオトーク (韓国)

LINEと同時期に普及し始めたアプリ。韓国を中心に利用されています。
日本国内のユーザー数は多くないようです。
一言コメント
海外製ですし、LINEから移行するのに最適なアプリは?という話題なので、このアプリは推奨しません。

WeChat (中国)

中国を中心に普及しているアプリ。
日本国内のユーザー数は多くないようです。在日外国人の方々が自国とのやりとりに使っている感じ。
一言コメント
海外製ですし、LINEから移行するのに最適なアプリは?という話題なので、このアプリは推奨しません。

LINE WORK (韓国)

LINEのビジネス向けという位置づけのアプリ。
一言コメント
LINEから移行するのに最適なアプリは?という話題なので、このアプリは推奨しません。