USB-AにUSB-Cのケーブルを誤挿入し壊す事例が!
ちょっと事例が続いたので写真付きで解説
最近スマホやタブレットなどで標準的なコネクターになりつつある『USB-C』コネクターですが、パソコンも一緒に所有されている方の場合、『USB-A』の差込み口に、『USB-C』のケーブルを挿してしまい、メイン基板がショートする事例が続きました。
写真を添えて解説
当店でも最初のご相談を受けた際に『これはヤバい大きさ(仕様)だな。今後もこの手の被害が増えるな』と嫌な予感が走ったことを記憶しています。今回大きさを示す写真を撮影するにあたり、当店で用意したUSB-Cケーブルのコネクターと、USB-A延長ケーブルのコネクターの実際の写真です。
上がUSB-A の差込み口 (延長ケーブルの受け側)で、下がUSB-Cケーブルの差込み部分です。改めて見ると、差し込み時に多少キツめな感触はありますが、差し込もうとしている人が『ここで合っている』と思い込んで差している場面を想像すれば、スポっと入ってしまう形状です。
間違って挿してしまう要因があります
当方で伺った事例をもとに、こんな感じで間違って挿してしまうのか!と思った条件を書いてみます。
✅ そもそもUSB-A と USB-C は隣り合わせの配置になりやすい。
(デスクトップ、ノート、共に)
✅ 『この辺かな?』って感で挿したら、隣のUSB-Aだったという事例。
✅ パソコンの後ろ側に挿そうとして、手さぐりで挿したら隣のUSB-Aだったという事例。
実際に挿してしまうとショートするらしいです
当店でも怖くてまだ、通電中の機材では試していませんが、ご相談にいらした方の話しではショートするらしいです。パソコンに装備されている端子が全部、USB-A、もしくは全部がUSB-C の方なら、アクシデントの発生は少ないと思いますが、現在発売されているパソコンでは、USB-A と USB-C が混在して搭載されている機種 が多いので、特に注意が必要です。
もし、USB-A はもう使っていないという方でしたら、誤挿入防止のための詰め物 がサプライ品として販売していたように記憶していますので、そういうものを利用されると、うっかり誤挿入は防げます。
この記事の総括
USB-Cは、USB-Aの差込み口に挿そうと思えばさせてしまい、実際に挿すとパソコンが壊れる ので注意が必要ですということを、強くお伝えします。