知っていると便利な方法

こんなことありませんか？
このパソコンには、オフィス(Office)がインストールされていないんだけど、ちょっと特別な事情があって、ワード(Word)文書を開いて閲覧したり、印刷したりしなきゃいけない状況が発生した！オフィスをインストールすれば解決することは判っているけれど、ソフト費用が高いので、今回だけ何とか乗り切りたい！

そんなときに利用できそうなアイデアをメモとして残します。
同じような場面に遭遇したときの参考にしてください。

一太郎ビューアーを使って閲覧と印刷をする方法

一太郎はジャストシステム(JustSystem)が開発・販売しているワープロソフトの名称です。
この一太郎がインストールされていない環境でも一太郎の文書を閲覧・印刷することができるのが『一太郎ビューアー』です。
一太郎ビューアーなんて紹介しても意味ないのでは？そう思われたかもしれませんが、この一太郎ビューアー、優秀なことにWord文書も閲覧・印刷ができるんです。

✅ おすすめポイント
国内企業『ジャストシステム』の製品で、フリーソフトです。検索でひっかかったような怪しいソフトをインストールしなくて良いのが最大のポイント。いろんな種類のデータ(文書)を受け取ることが多いひとは、このままインストール(常備)しておいても損のないソフトのひとつです。
Linkダウンロード：一太郎ビューアー

クラウドサービスを利用する方法

クラウド上でWord文書を扱える環境があります。代表的なものは、Microsoft社の『Office Online』、Google社の『Google Wordkspace』です。
ブラウザーを介して、環境を開き、その中で文書を開く(アップロード)することで、ブラウザー上で表示閲覧ができます。印刷も指示できます。

必要な条件は、
・インターネットに接続されたパソコンであること。
・各種IDを所有していること。
→ Office Onlineの場合は、Microsoft Account が必要です。
→ Google Document (Google Workspace)の場合は、Google IDが必要です。

✅ おすすめポイント
ソフトのインストールができないけれど、インターネット接続の環境はある場合、そこそこの通信速度で接続されている場合は、このようなサービスを利用することで追加ソフトをインストールせずに目的を達成できます。クラウドサービスなどを併用するので、多少のパソコンのスキルが求められます。

無料のオフィス製品をインストールする方法

世界のボランティアベースで開発されていて、無償提供されている『Libre Office』 や『Open Office』 などのソフトをインストールしておくことで、Word文書のみならず、Excel文書なども閲覧・印刷ができます。

これらのソフトの特徴は、
・Microsoft社製品WordやExcelと一部互換性があること。
・閲覧だけでなく、文書の更新機能まであること。
・ただし機能の一部分は、本家と互換性が(まだ)ないこと。
完全な代替手段として利用するには時間をかけてあなた自身で検証する必要がありますが、突発的に使用するソフトとしてなら、パソコンにインストールしておいて損はないソフトかと。

✅ おすすめポイント
無料で提供されているソフトなのに、オフィス文書の閲覧や更新が可能。
プログラムサイズが、一太郎ビューアーと比べて大きいので本格利用の可能性がある場合に向いている。

オフィスが入っていなくても何とかなる場合もあります

完全な対応ではありませんが、少なくとも閲覧や印刷程度ならば、費用のかからない方法が存在します。すべてのパソコンにオフィス製品をインストールしなくても、アイデア次第でいろいろな対処が可能です。ぜひ参考にしてみてください。