Microsoftアカウント サインイン時に送信される確認コードの宛て先を変更したい
確認コードが届くメールアドレスを変更したい時
当店ではパソコンに関する様々なご相談に『パソコン何でも相談』の形で対応しております。その中で当店スタッフが印象に残った内容を備忘録として記事にしています。
どなたかの参考になれば幸いです。
ここに記載した情報には誤りがない様努めておりますが、万が一情報に誤りがあった場合にはご容赦ください。ここの情報を利用する際はお客様の責任において利用してください。利用されたことによって生じるいかなる不利益も、当方では責任を負いかねます。
ご説明前の前提条件
確認コードの宛て先を変更する際に、以下の二つのパターンがあります。
(A) 現在登録されているメールアドレスは現在でも受信・確認が可能だが、別のメールアドレスに変更したい場合。
(B) 現在登録されているメールアドレスはすでに受信・確認ができない状態。
この記事では、項目(A)の状況の時に有効な情報となります。
(B)の場合は、サインイン手段 (他要素認証情報) の喪失という形になり、一般的にはサインインできない場合に頼る別の方法となりますが、その解説はまた別の機会に。
事前の注意事項
マイクロソフト・アカウント(Microsoft Account)でサインインした際の画面は、何年かごとに構成変わっているようで、古い頃の情報だと実際のメニュー構成と合わない可能性があります。この記事は2022年11月時点で確認したメニュー構成に従って解説します。
確認コード受信のメールアドレスの変更(手順)
✅ LinkMicrosoftアカウントへようこそ のサイトを表示させ、サインイン >をクリックします。
✅ 通常のサインイン手続き (アカウント名、パスワード、確認コード) を行います。
※ ここで何らかの理由で正しくサインインできない場合は、先に示した(B)の状態であるので、この手順で変更できない事例となります。
サインインできた前提で、先に進みます。
✅ もし、サインインの状態を維持しますか?
の表示が出たら、いいえ を選択しておいて下さい。
✅ 画面が代わりサイト上部に、こんなメニューが並びます。
Microsoftアカウント | あなたの情報 プライバシー セキュリティー Rewards 支払いと課金情報
✅ セキュリティー をクリックします。メニュー下の画面が変わります。
✅ 高度なセキュリティー オプション をクリックします。
コードの入力画面(他要素認証)が出たら、それは通常通り対応してください。
手順が正しかった場合は、
✅ メニュー下の画面が、セキュリティーに変わり、お客様の身元を証明する方法 に変わります。
※ 一般的にこのページは、他要素認証 (他では二段階認証などとも言われる)に関する情報を確認・変更するページになります。 セキュリティーの変化と共にこのページには定期的にお世話になると思いますので、ここへたどり着く方法については忘れないようにしておいてください。
✅ 画面内の『コードでメールを受信する』のところに現在のメールアドレスが表示されています。その少し下にある、サインインまたは確認の新しい方法を追加 を押し、コードでメールを受信する を選択し、新しい(変更したい)メールアドレスを入力してください。メールアドレスが正しいかどうか確認の儀式を経て登録されます。
※ この作業をする際は、登録するメールアドレスで受信したメールをこの場で確認できる必要があります。
✅ 正常に処理が終われば、お客様の身元を証明する方法 の項目内に、コードでメールを受信するの項目が増え、二つになっているはずです。
✅ 画面右上の丸で囲われたアイコンから、いったん完全にサインアウトして、再びサインインの操作を行い、新しく登録したメールアドレスで確認コードを受信する指示をして、正しくサインインできるかの確認をしておいてください。
確認がとれたら、あなたのタイミングで古い方のメールアドレスを削除してください。
私なら、緊急性がなければ、少し時間的な猶予をもって削除します。 このタイミングで追加と削除まで一気に行う方は自己責任で慎重に行ってください。
蛇足
このような作業が必要となる場面は、自身のメールアドレスを変更しようと作業している最中で発生したり、そもそもMicrosoftアカウントを家族や知人に手伝ってもらって取得したものの、その頃とは状況変わって自分自身で管理するメールアドレスに変更したい時などと推察しています。
確認コードが送信されるメールアドレスは、さきほどの説明のように他要素認証(二段階認証)に必要不可欠な重要な要素で、あなたのサインインを守る重要な要素のひとつです。Microsoftアカウント(ID)とパスワードを守るのは当然ですが、この確認コードを受信するメールアドレスも同じく重要であることを知っておいてください。