Celeron N 搭載、eMMC搭載のモデルを購入する前に注意事項
新しいパソコンを購入する時に気をつけて頂きたいこと
新コロナによる生活様式の変化に伴い、新しくパソコンを購入する方が増えています。
特定のカテゴリーに、小さくて、安くて、新品で、これ良いなぁと思い選びがちなモデルがあります。
取り急ぎ使えればいいと、安易に価格優先で機種を選択してしまう方が多いので、気になる項目をふたつだけアドバイスします。
『新しいパソコン = すべてが速い』訳ではありませんので注意してください。
Celeron N 搭載モデル
いろんなパソコンが販売されている中でも、Celeron N搭載モデルには注意が必要です。 セレロンN CPUは速さを求めたものではなく、低消費電力で動作するCPUとして知られています。速さで言えば、5~6年前に発表された普通のCPUにも劣る場合があります。
現行モデルだから、そこそこの速さだろうと思い込まず、性能については吟味してください。
新しいのに、あまり性能が良くないのは、Celeron J と Celeron N (昔のAtom CPUの仲間)
対して、Core i3の系列でそこそこ性能が期待できるのは、U が付くモデル。【例】Celeron 3855U
eMMC搭載モデル
低価格なパソコンに多いのが、SSDやHDD搭載ではない、eMMC搭載モデルです。
SSD のようなものと簡単に解説されている場面も多いですが、SSDよりも性能が低く遅いです。
比較的性能の低いCPUに組み込まれている場合が多く、パソコン全体の性能としてあまり速くないモデルが多いです。
ある程度の性能が必要な場合は、SSD搭載モデルを選ぶようにしてください。
前述のCPU についても確認が必要です。
最新モデルだからと言って、すべてが速いとは限らない
何年も前のモデルに負けてしまうくらいの速度のものが沢山売られています。
省電力という面では優秀なのかもしれませんが、ご自身が必要とする性能・機能を満たしているかどうか、今一度確認をして機種選定をしてください。
簡単ですが、最近店舗で話題になった『パソコンの機種選定、速いパソコン、遅いパソコン』についてお伝えいたしました。