chromebookを使ってみた記録 富士通(FCCL)の製品は使いやすいぜ
国内メーカーがchromebookを発売したぞ
2021/秋に、富士通(FCCL)がコンシューマ向けのchromebookを発売しました。
これまでは、文教(教育)分野がメインで、ごく一部のビジネス分野でしか販売されていませんでしたが、これからWindows や Mac に続く第三勢力を目指していくんだとか。
Chromebookに関する記事は、カテゴリーで『chromebook』の指定がありますので、それを参考にお読みください。
Linkカテゴリー『Chromebook』の記事
目次
私が思う、便利なところ
色々なサイトでも、解説記事が出ていると思いますので、一般的に網羅した解説はしません。
当方で、これは特に伝えておきたいという点に絞って解説します。
非力?いえいえ、結構快適ですよ
WindowsのPCで話しをするなら『今どきCeleron?eMMC?嘘でしょ?』と一蹴されそうな性能ですが、実際にこの構成のchromebookを触ってみると印象は変わります。体感速度は個人的な印象で左右されるので何ともなのですが、まぁ体感速度して、Celeron N4000番台の eMMC搭載のWindows 10モデルよりは、きびきび動く印象です。富士通では上位モデルに、Core i3搭載モデルのchromebookもあるのですが、さぞかし高性能なんだろうなぁと。速度を極限まで求めるなら、こういう上位モデルもお勧めではあります。
私の今回のコンセプトは、『サッと出して、パッと動かして、メモをサラサラって書いて、パタっと閉めて終了』みたいな軽い作業を想定していて、なおかつ、初めてのchromebook所有なので、万が一好みに合わず使わなくなってたとしても被害が少ない、あえて一番のエントリーモデル(下位モデル)を購入しています。
キーボードの配置が綺麗で使いやすい
他のchromebook関連の記事でも話題にしましたが、何といってもキーボードのレイアウト(配置)が綺麗。諸外国製のchromebookだと、英語版のまま販売していたり、日本語キーボードですって販売していても、キーの大きさや配置が変だったりと、購入する前は『これでも大差ないだろう』と判断していても、購入してみてから『妥協すべきではなかった!』と気づく『がっかりポイント』が沢山あります。海外メーカーを購入する場合でも、ぜひ写真や実物をしっかり見て購入してくださいね。
全てのchromebookが、こんな綺麗な配置ではないですからね!
個人的にはゼッタイに確認してほしい項目なので、購入前のチェック必須です。
USB端子の配置に気遣いを感じる
2022年現在、USBの規格は新旧混在していて、USB-A端子のものと、USB-C端子のものとを混在して所有されている方も多いと思います。この富士通chromebook においても、USB-A USB-C それぞれを 2個ずつ搭載しています。
しかも、USB-A と USB-C を左右それぞれに 1個ずつ配置していること! これは、かなり便利です。ACアダプターはUSB-C端子につなぐのですが、この接続も左右どちらでも対応していて、レイアウトによって右から充電したいとか、マウスはUSB-Aなので、左側に挿したいとか、個人の好きな配線が可能です。
Windows PCでも、こういう配慮がされた機種はとても少ないと思うので、かなり印象的でした。
HDMI端子の存在はかなり貴重かも
個人的に多用する機能なので、あって欲しいと思っていた機能です。
HDMI出力です。複数の方と画面をシェアする場合、さすがにコロナの影響で同じ画面を,顔を突き合わせで見るのは厳しいので、説明者側(=私)はchromebookの画面を、相手様は、HDMIを通じた別の画面を見て頂くスタイルになると思います。そういう場面が想定される方はぜひ、HDMI端子装備のモデルを推奨します。chromebookでは、HDMI搭載モデルはとても少ないです。
その他、高評価だった点
音が綺麗に聞こえる
YouTubeなどの動画再生にも使っていますが、音がけっこう綺麗です。聞きやすい音という感じです。
娯楽だけでなく、リモートなどの際の相手の声の聞きやすさにも通じるものがあり、この点は高評価です。
これはできないよ、という項目
画面は取り外せないよ
画面は360度回転しないよ
普通のノートPCの形状で、2in1タイプでも、2軸ヒンジでもないので、タブレット状に変形させて利用する場面がある方には不向きです。液晶の最大開閉角度は、約160度くらいです。
関連リンク
この記事で利用した画像は、下記サイトの画像を利用させて頂いております。
Link富士通(FCCL) chromebook