新しい機能の追加や、既存の機能の削除など盛り沢山

もう、修正プログラムではなく、サービスパックか、Windows11 SE、くらいな表記でもいいんじゃないかと思う位の、修正量ですね。
24H2のキーワードに関連した情報をまとめたいと思っていますが、業務の合間で更新しますので、最新情報をしっかり網羅した情報に触れたい時は、テック系の技術ブログなどをご参照くださいませ。

追加された機能

執筆中です。

変更された機能

設定関係で無条件に初期化される

Windows 標準機能として存在する以下の情報。サードパーティー製ソフトが設定した情報には該当しません。
✅ レジストリ
✅ サービス
✅ タスクスケジューラ
これらの内容は、Windows 標準の構成に戻されます。一部不要なものを無効化していたり、特定のレジストリ値を変更していた場合は標準値に戻っていますので、注意が必要です。
どのような方法であっても、24H2に更新されると実施されます。アップグレードでも温存されないようなので注意が必要です。

削除された機能

【注意事項】旧バージョンからアップデートされた場合と、24H2で販売されたPCや24H2でクリーンインストールした場合とでは、違いが生じる場合があります。
24H2以降で表される内容は、24H2で出荷されたPCを想定して書かれています。

Cortana

音声認識プログラム。Windows 10時代から搭載開始。
23H2まで 2024.春頃から縮退するアナウンスが流れていますが、インストールされていたPCでは動作は可能。
24H2以降 Copilot機能に統合され、cortana自体は削除されています。

Dolby Digital (AC-3)

Dolby Laboratoriesが開発した音声コーデック Dolby Digital（ドルビーデジタル）(別名：AC-3)。
再生する音声データがAC-3形式だった場合は、音声が再生されなくなる可能性があります。

24H2以降 当該コーデックが削除された。
お仕事などで動画を配付したり、閲覧可能にされている場合は、そういった資産についても点検が必要になるかも？

【追記】おそらく権利関係からOSに標準で付属しなくなる事例じゃないかと推察しています。
なので、以下に該当する場合は、今後もAC-3形式の音声を再生できる可能性があります。
✅ Ver.23H2までのWindows 10／11からアップデートしたパソコンの場合は、コーデックが残る可能性があるので再生できる可能性があります。(ただし非公開の仕様のため、不安感が残ります。)
✅ PCを販売するメーカーが、独自にAC-3コーデックを添付し販売する場合。
✅ 再生するアプリなどが、独自のAC-3コーデックを搭載し利用している場合。

AC-3に依存する条件をお持ちの方が、今後24H2以降が搭載されたPCを購入される場合は、AC-3が搭載されていることを確認しないといけなくなる時代になります。

Hint ヒント(Tips)

あまり使われていないけど、使っている人もいる？

23H2まで 2023.11 更新が停止され非推奨アプリに登録。インストールが残っていれば、未保証だが動作は可能。
24H2以降 プログラム自体が削除された。

WordPad (ワードパッド)

Windowsの初期の頃から搭載されていた、簡易的なワープロソフト。簡易な *.doc ファイルなら開けることから『軽量版のワード』として利用されていた方も多いと聞きます。

23H2まで 2023.09 で更新(Update)が停止していますが、動作は可能です。
24H2以降 プログラムそのものが削除されています。

このプログラムを利用されている方は、バージョンの更新をする前に作戦を練っておかないとトラブルに発展します。

Windows Mixed Reality

Microsoft社が開発したVR系の枠組みですが、あまり普及せずに終了(撤退)な感じですね。

24H2以降 プログラムそのものが削除されています。
Windows Mixed Reality対応のヘッドマウントディスプレイ (HMD)や、コントローラー関係が使えなくなるので、当該機器を利用中の方は注意が必要です。(アップデート・購入両方とも)。OSアップデート時にMR機能が残されるかどうかも不明のようなので、細心の注意が必要です。