Windows10:ウィルスセキュリティーと有効OS拡張サービス
勝手にWindows10にされたという被害の裏で
12月に入ってからというもの、指示した記憶がないのに勝手にWindows10にアップグレードされてしまったという被害が増加傾向なのですが、その被害の先に二次被害が待っていました。
有効OS拡張サービスの罠
ソースネクスト製品では、ZEROシリーズとして購入後決まった期間ソフトを利用し続けられる製品があります。
ウィルスセキュリティーZEROもそういう製品なのですが、新しいOSが発表された場合、既に購入済みの製品を新しいOSで利用できるようにするには、『有効OS拡張サービス』という追加費用を払う必要があります。
(元々のOSのまま使う分には、追加費用は必要ありません。)
Windows10に勝手に更新されたことで
ウィルスセキュリティー側で、購入時のライセンスに含まれないOSでの利用開始が確認できたため、有効OS拡張サービスを購入すべきと案内(警告)が出るようになってしまいました。
元のOSに戻せば消えるのかと思いきや、回復メニューにて元のOSに戻しても、その警告は消えないのです。
現状、これが仕様なのかミスなのかは不明
製品ページやサポートを見ても、この事例をどう解決すべきかは書かれておりません。
(2015/12/06現在)
当店スタッフでも、この対処についてどのような対処が正解なのか、意見が分かれていますがお客様側の気持ちで考えますと、勝手にOSが変わってしまって不便を生じていて、さらにウィルス対策ソフトからもこのような要求が出てしまうと、同じように恨まれることは間違いないなぁという印象です。
実際、当店のお客様の中でもこれを契機にウィルス対策ソフトを別のものに変えることを検討された方もいらっしゃいました。
(追記) 対処方法が見つかりました。
下記ページにあるように、上記ケースに該当する場合には、元のOSに復元したあと、当該ウィルスセキュリティーをアンインストールののち、再インストールを実施すれば直るとのこと。
→ サポート:Q. Windows 10からWindows 7/8.1へOSを復元後、ウイルスセキュリティが正常に動作しなくなった
関連リンク
上記製品のサポートページにリンクしてあります。
皆さんが納得される対処方法が提供されれば良いのですが。
→ SourceNEXT:ウイルスセキュリティ(ver.12/ver.14)サポートページ