突然、Yahoo JAPANが表示されなくなった時は?原因と対策

インターネット上のセキュリティーの仕様です

大手ポータルサイトYahooを始め、多くのサイトがセキュリティー強化の一環として、古い方式のセキュリティー(接続方法)を無効にし始めています。
パソコンやスマホ自身の故障を除いて、6月ごろを境に閲覧ができなくなった場合、このセキュリティー強化による閲覧不可の状態と思って良いでしょう。

症状と特徴

Yahoo や Google といった大手ポータルサイトはアクセスができないが、
一般企業のサイトや、個人ブログなど(今回のセキュリティー向上の対策がされていないサイト)は今までどおり表示できる。
こんな症状であった場合、今回のセキュリティー強化で閲覧ができなくなっていると思って、ほぼ間違いありません。
丁寧なサイトの場合、どうしてアクセスできないのか画面に理由を表示してくれているところもあります。

対策・対処

今回対象となるセキュリティー規格の名称は、TLS1.0/1.1 で、今後も継続して利用するためにはTLS 1.2 に対応した環境で利用できることが条件となります。

パソコンの場合と、スマホの場合とで、対処というか選択肢が変わります。

パソコンの場合

お使いのブラウザーを最新のバージョンに上げてみる。
既に、そのOS(Windows)で利用できる最新に上げて使っている方は、OS(Windows)が古くなったために閲覧ができなくなっています。
パソコン本体(ハードウェア)をそのまま利用して、OS(Windows)の入れ替えを行い、利用を再開するか、新しいOS(Windows)が搭載されたパソコンに買い替える必要があります。

スマホ・タブレットの場合

どのレベルのセキュリティーに追随できるかは、OS(Android/iOS)のバージョン(新旧)によって決まっています。
今回のアナウンスでは、Androidの場合、4.4系列以前は、この基準にひっかかり閲覧ができなくなると言われています。
継続してインターネットを閲覧するには、スマホ/タブレットを(新しいOSが搭載されたものに)買い替える必要があります。