Chromebookのリカバリー リカバリーディスクの作成とリカバリーの実行方法

chromebookに関する情報です

Windows、MacOSに続く、第三勢力としてChrome OSを搭載したChromebook (クロームブック) についてのご相談が、少しずつですが増えてきました。
現時点ではまだ、そんなにたいした修理サポートはできていない状況ではありますが、その中でも比較的問い合わせの多い内容についてまとめます。
もし、ご自身で何とかしたいという方でしたら参考にしてください。


ここに記載した情報には誤りがない様努めておりますが、万が一情報に誤りがあった場合にはご容赦ください。ここの情報を利用する際はお客様の責任において利用してください。利用されたことによって生じるいかなる不利益も、当方では責任を負いかねます。

リカバリー(工場出荷時の状態に戻す)方法について

おおまかな流れとして、事前にリカバリーディスクに相当するもの、ここではリカバリー用USBメモリーを作成しておき、トラブルなどで工場出荷状態に戻したい時にこのUSBメモリーを用いてリカバリーを行います。

正しく動くchromebook/Windows PCが必要

機嫌よく動いている時にリカバリーユーティリティーを使ってリカバリーディスクを作成しておきましょう。具合の悪くなったchromebookでは作成作業はできません。

使用できるメディアは、USBメモリーSDカード が選べます。
※ ただしSDカードスロットが搭載されている機種の場合。
メモリー容量は、テストの際は 64GB のものを使用しています。最低容量がどのくらいかは確認し忘れてしまったので判りませんが、参考にしてください。

リカバリー用USBメモリーの作成方法(1) Chromebookで作成する

あるメーカーさんの製品発表の際にテスト機に触れられる機会がありましたので、その時のメモを元に作成した記事です。権利関係の都合上、実際の画面表示・製品外観写真などは載せませんので、すべて文字で説明いたします。

chromebook用のリカバリーメディアの作成には、chromeブラウザーの拡張機能にでるエクステンションをインストールして作成します。

🔴 インターネットへの接続環境が必要です。リカバリーのデータをDLします。
🔴 USBメモリを消費します。(一時的な利用でしたら使用後に再利用可能です。)

✅ ブラウザーで、Chromeウェブストアを表示します。
chromebook recovery utility を検索します。
✅ この拡張機能を実行します。(アプリの起動を押す。)
✅ リカバリーユーティリティーが起動して、『リカバリメディアの作成』画面が出たら、開始を押します。
メーカー名製品(モデル)名を選択する窓があるので選んで、次へを押します。
※ モデル名は保証書などを確認し正しい名称を選んでください。
✅ リカバリーメディアに使用するメディアを選んで、次へを押します。
※ 他のストレージは念のため外しておいた方が良いです。
✅ リカバリーメディアの作成が始まります。『リカバリーイメージ作成中』と表示されていたと思います。所要時間は10分~15分くらいだったと記憶しています。
✅ リカバリーメディアの作成が完了しましたと表示されたら、完了を押して終了です。

作成したリカバリーメディアは保管しておいてください。

可能でしたらメディアの起動・認識確認も

リカバリーするふりをして、メディアが正しく『リカバリーディスク』として認識されるか? くらいは確認しておくと良いかもしれません。
※ 完全に実施してしまうと、初期化されてしまうので始まる前に中断する必要はありますが・・・

リカバリー用メディア作成時のポイント

実際に体験した訳ではありませんが、拡張機能のリカバリーユーティリティーを実行した時に、エラー表示があり、うまく作成できなかったという事例があることを知りました。
もし、Windows PCをお持ちであれば、Windows上のchromeブラウザーでも、このリカバリーユーティリティーを動作させることができるので、こちらで作成してあげることも可能です。

リカバリーの実施方法(1)

リカバリーメディアを用いて、実際に工場出荷状態に戻すリカバリーを起動させる方法について説明します。
この説明は、ASUS製chromebookで試した内容を元にしています。キー操作など、他社では組み合わせが異なる可能性があるかも?なので、お手許の説明書で確認もしておいて下さい。

✅ chromebookの電源が切れている状態にします。
✅ 作成しておいた、リカバリー用メディア(USB/SD)を差し込みます。
ESCF3 を押しながら、電源ボタン を押します。
※他のモデルで、ファンクションキーが機能キーに変わっていてキーの刻印が異なる場合があります。
F3の位置は、ESCを除いて3番目のキーとなります。

✅ 左上にchromeのロゴマークがあるリカバリー画面が自動で動き始めます。
✅ リカバリーが終了すると、メディアを抜いてという表示が出ますので、抜きます。
✅ chromebookが再起動し、初めて電源をいれたときの設定画面が出たら、リカバリー終了です。

あとは、前回同様chromebook の 初回設定を進めて頂ければ使えるようになります。

リカバリーの実施方法(2)

すでにリカバリーモードで起動している場合は、画面に『復元用のUSBメモリを挿入して下さい』の表示がある状態ですので、USBメモリを刺して認識させます。あとは画面の指示に従って勧めればだいたい同じ流れです。

気をつけて頂くこと

どのパソコンでも同様ですが、リカバリーメディアはパソコンが正常に動作している時に行っておく作業内容です。購入、設定が終了しましたら、速やかにリカバリーメディアを作成しておくようお願いいたします。パソコンがおかしくなってからでは、リカバリーメディアが作成できないという状況も考えられます。

リカバリー用USBメモリーの作成方法(2) Windows PCで作成する

リカバリー用メディア作成時のポイント

Google chromeを利用し、拡張機能(chromeストア)からchromebook recovery utility (リカバリーユーティリティー)をインストールして実行するところは一緒です。

リカバリーユーティリティーで正しくメディアが作成されない? 疑惑

メディアの作成が完了と表示された場面で、いざリカバリーを行うと『挿入されたデバイスにはChrome OSが含まれていません』という表示が出ると相談を受けたことがあります。
何か条件があるのかと調べた時があり、そのときは以下のような記述をされているメーカーさんがありました。

一部のメーカー解説において、Google chrome起動時に 『管理者権限で起動する』ことを手順に書いているところがあります。
これだと、ダウンロードしたリカバリーデータをUSBメモリなどに書き込む直前の権限昇格(エスカレーション)が発生しませんが、メディアへの書き込み処理が進まないという症状にも遭遇していて、どちらが正解なのか判りません。

通常起動されたGoogle chrome上で リカバリーユーティリティーを動作させると、メディアに書き込む直前に権限昇格の確認窓が出て昇格の指示を行います。

作成したメディアが正しく認識されないとか、メディアが作成されていないなどの質問を受けることがありますが、それはまた別の問題なのかもしれません。

モデル名 機種名が判らない場合

リカバリー対象となるchromebookを、リカバリーモードで起動できていれば『復元用のUSBメモリを挿入して下さい』の画面の下にもモデル名は表示されています。
メーカー名、機種名で選択できない場合は、モデル名を直接入力する方法があります。

参考サイト

こちらではWindows版のchromeを起動する際は管理者権限でという指示があります。
Link富士通サポート:Chromebook リカバリメディアを作成する方法を教えてください