パソコンの動きがおかしいかな?と違和感を感じたときの格言
パソコン格言 – いつもと何か違うなぁと思ったときの格言
皆さん仰るんです。たぶん故障じゃないんです、ウィンドウズは、ちゃんと起動しましたし。
言われてみれば・・・何て言うか、うまく表現できないんですけど、いつもと何か違う感じはありましたね。
修理のご相談などを受けたとき、故障の初期症状を伺う場面でよく耳にする会話です。
明らかな故障ではないので、対応が遅れる場合が多いんですけど、これって結構重要なサインだったりするんです。
人間と違ってパソコンは機械なので、理由がない場合は、必ずいつもと同じ動きをします。
同じ動きなので、かかる時間もほとんど変わりません。
ですから、いつもより遅い とか、いつもとは違う画面が出る などは明らかに何かが変わっている、変わりかけていることを意味します。
不幸にも、この場面に遭遇したら、間髪入れずに大事なデータのバックアップをしてください。 コピーをとるメディア(USBメモリや、外付けHDD)が無ければ、即買いに行ってもいいくらいのタイミングです。
いつもと違ってもよい理由が見つからないのに、いつもと違う場合、それはたいていトラブル、もしくは故障の兆しです。
★バックアップも取らずに、いきなり対処方法を探して色々とパソコンを操作する方が多くなりましたが、これは完全に誤りです。バックアップが先です。
ウィンドウズの出始めの頃、パソコン専門誌に『パソコンが遅いと感じたら、スキャンディスクをして改善しましょう。』なんていうノウハウが常識だった時代がありました。Windows が 10 にも達する今日この頃、この常識はあまり正しくありません。 少なくとも遅いと感じて真っ先に実行する項目ではなくなっています。
体感的にぐっと遅く感じる事例の多くは、その速度低下率からパソコン自体の故障の兆しや、ウィルス感染などのトラブルである割合が増えてきています。(当店での聞き取りによる感想です。)
今では、スキャンディスクを行ったが故に、トラブルの被害が大きくなったと思われる事例が増えてきました。この傾向は意外にもパソコン暦の長い方に多いとも感じています。
今、パソコンが動いているのならば、迷わずに大事なデータのバックアップをしてください。 コピーをとるメディア(USBメモリや、外付けHDD)が無ければ、即買いに行ってもいいくらいのタイミングです。
失ったデータは、そう簡単に復旧できません。このメディアは転ばぬ先の杖だと思ってください。