回復ドライブの作成方法と注意事項 (リカバリーディスク相当)
メーカー各社のリカバリーディスク作成方法について
パソコンを購入すると、リカバリーディスクを作成するという作業があります。(意外に作成されていない方が多い、やっかいな項目のひとつ)
最近のWindowsでは、メーカー各社が用意するリカバリーディスク作成ではなく、Windowsに標準で備わっている回復ドライブを作成する という方法を正式なリカバリーメディアとして採用している機種が増えています。
各メーカーの対応状況をまとめて、お客様への回答がスムーズになるよう備忘録を作成します。
メーカー共通の項目
メーカーに関係なく、共通する項目となります。
とにかく、回復ドライブ・リカバリーディスクを問わず、これらのメディアを早急に作成してください、というのが昔から変わらないアドバイスです。
・ リカバリーディスク方式はパソコンが正しく動作している期間なら、いつでも作成できる。
✅ リカバリーディスク方式を採用するモデルは減ってきている。
・リカバリーディスク方式は、商品に添付されるタイプと、作成ソフトを用いて自分自身で作成するタイプがあるが、圧倒的に後者の自分自身で作成するタイプが採用されています。
✅ リカバリーディスク方式が採用されているモデルなら、ぜひ作っておいた方が良い。
・ リカバリーディスク方式が採用されているモデルなら、回復ドライブも作成可能。(両方作成できる)
✅ 回復ドライブ方式は、Windows が搭載されているモデル全てにある標準機能。
🔴 回復ドライブ方式は、購入後できるだけ速やかに作成しておくと良い。
・回復ドライブは、リカバリ領域にあるデータをベースに作成されますが、稼働しているOSが更新されバージョンが変わったあとで作成すると、厳密な意味で『購入時の状態に戻す手段』とは言えない異なる物となる。
・回復ドライブは、USBメモリーにのみ作成でき、DVD/BDメディアなどでは作成ができない。
🔴 回復ドライブに使うUSBメモリーは兼用にできない。以前のデータは全て消去されてしまう。
・回復ドライブは、何回でも作成できる。
🔴 Windows 10から、Windows 11にアップグレードしているパソコンの場合、現在動作しているWindowsの回復ドライブが作成される。アップグレード前の状態に戻す可能性がある場合は、以前のOSが動作している間に、回復ドライブを作成しておく必要があります。遡ってWindows 10のバージョンを作成することは難しいと思われます。
目次
Acer
パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
ASUS
パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
法人・ビジネスモデルリカバリーディスク方式 (メディア添付)が選べるモデルが残っていると思うのですが、調べてからまた追記します。
FCCL Fujitsuの場合
一般消費者向け パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
法人・ビジネスモデル パソコンは、リカバリーディスク方式 (メディア添付)が選べるモデルがあります。リカバリーディスクがあると安心するという方は、個人の利用でもあえてビジネスモデルを選択し、リカバリーディスクが添付するような条件で購入すると良いです。
LinkFMVサポート:Windows11 回復ドライブを作成する方法を教えてください
回復手段が無い方 いずれの方法でも、リカバリーのためのメディアを持っていない方は、メーカー指定の方法でリカバリーディスクを購入することができます。 費用は発生しますが、そういう手段も残されています。
Lenovo
パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
NEC Lavie
ほぼ、FCCL Fujitsu と同じ状況のようです。
一般消費者向け パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
法人・ビジネスモデル パソコンは、リカバリーディスク方式 (メディア添付)が選べるモデルがあります。リカバリーディスクがあると安心するという方は、個人の利用でもあえてビジネスモデルを選択し、リカバリーディスクが添付するような条件で購入すると良いです。
回復手段が無い方 いずれの方法でも、リカバリーのためのメディアを持っていない方は、メーカー指定の方法でリカバリーディスクを購入することができます。 費用は発生しますが、そういう手段も残されています。
Panasonic Letsnote
一般消費者向け パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行していると思われます。調べてから追記します。
法人・ビジネスモデル パソコンは、リカバリーディスク方式 (メディア添付)が選べるモデルがあります。
TOSHIBA Dynabook
一般消費者向け パソコンは、全て回復ドライブ方式に移行している。
法人・ビジネスモデルリカバリーディスク方式 (メディア添付)が選べるモデルがあると思うのですが、調べてからまた追記します。