STOP: 0x000000D1 が発生した場合の原因と対処

0x000000D1 – Driver IRQL Not Less Or Equal

0x000000D1 だけが単独で発生する場合

ブルースクリーンの例このエラーコードは、一般的にドライバーソフトの不具合から発生するエラーで、論理的なエラーです。
大事なデータの退避を行う時間、安定して動かせるなら、まずはバックアップを実施すべきです。
パソコン起動後~エラーにより停止するまでが短い場合は、このパソコンを使ってのバックアップは難しい、かつ、何回も再起動を繰り返すことで、ウィンドウズのファイルの並びが崩れてしまう可能性もあるため、手元にバックアップを取っていない場合は、データの保護(=データ復旧)を第一に考えて行動して下さい。

メーカー製パソコンの場合

お使いのパソコンメーカー・サポート・ページに、新しい修正プログラムが追加掲載されていないか確認するのが良いでしょう。
無線LANなどが怪しく、電気的・物理的に特定の機能を止められる場合、これらを個別に無効にして、その効果を試してみる価値はあります。

自作系PCの場合

部品の交換やアップグレードを行った直後の場合、それらのドライバーを疑ってみるべきでしょう。
パーツ提供メーカー側で修正プログラムや最新ドライバーがリリースされていないか、確認をしてみる必要があります。

これは、ウィンドウズを回復させることを最優先にした対処方法であって、ご自身のデータ保護を最優先に考えた方法ではありません。
大事なデータがある場合には、データの保護・保全を最優先に考えてください。

一般的に疑う箇所

ブルースクリーンが表示され、STOP 0x000000D1 の表示とともに、どのファイル (たいていの場合、 *******.sys などと表示されます。) でこのエラーを発生させたのかが表示されます。このファイル名を頼りに、どのドライバー (どのフォルダー ?)でエラーを出しているのか推測してゆきます。

  • 特定のドライバーソフトに起因する場合が多い。
    論理的な不具合である場合が多いが、物理的な故障である可能性もゼロではない。
    エラーを発生させているファイル名から、どのドライバーソフトが問題なのかをつきとめて、更新プログラムなどが提供されていないかチェックする。

関連リンク

外部サイトで、本エラーコードに関係しそうなサイトのリンクを載せておきます。
Microsoftコミュニティー STOP 0x000000D1 について


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