Windowsの起動や動作が遅くなった時

ウィンドウズの起動やソフトの動作が遅くなった場合

パソコントラブルの多くに、『ウィンドウズの起動が遅い』『アイコンをクリックしても中々ソフトが始まらない、開かない』という症状があります。
軽傷も重症もあり得る『遅い』 トラブルについて説明いたします。

ウィンドウズの動作が『遅い』場合、全ての動作が遅くなり正しく動作しなくなります。
確実に効果のある作業を最優先し、パソコンに対して何かを試みる場合は、『大事なデータはバックアップし終わったので、あとはどうなっても大丈夫』 な状態にしてから行ってください。

やるべき事

✅ とにかく大事なデータのバックアップを最初に行う。
✅ エラーが表示された場合は、エラーの表示を撮影するか、メモを取る。
✅ 当店のような専門店に持ち込んで、修理相談を受ける。

『遅い』という症状を軽く見ている方ですと、自分で再起動を繰り返したり、いらないデータの消去、システムの修復など、的外れな行動を しがちです。
絶対に大事なデータのバックアップから始めてください。

やってはいけない事

☑ 大事なデータのバックアップ以外の全ての操作。
☑ OS再起動、Windows Update、不要なファイルやプログラムの削除、
☑ スキャンディスク、チェックディスク、クリーンナップなどHDDに負荷がかかる作業

この『遅い』症状は、HDD/SSDなどに問題が生じたか、パソコン本体(メイン基板)に物理的な故障が発生している前提で、今からすべき作業を考えるべきです。 根拠のない操作や作業は、状況をより悪くすることが多いです。

ウィンドウズOS・ソフトウェアの不具合を筆頭に、パソコンの物理的な故障(ハードウェアの故障)、ウィルス感染などでも『遅い』の症状があります。
ウィルスの中でもランサムウェアや遠隔操作系のものは、この『遅い』の症状が出やすいです。

『遅い』の症状が出た時は、できるだけ速やかに専門のお店で相談をしてください。 遅いけど動いているから大丈夫、と思う気持ちが一番危険です。

大事なデータはあるけれど、どうやってバックアップしたら良いのか判らない方も含めて、この『遅い』に関係するトラブルのご相談を受け付けます。ぜひ、お早めにご相談ください。