アドウェア / Adware に関する豆知識・備忘録・Tips

01. アドウェアって何ですか?
02. アドウェアに感染するきっかけ


11. アドウェアを無料ソフトなどにくっつけて配布しているサイト
12. アドウェアを無料ソフトなどにくっつける理由


関連項目リンク

ランサムウェア


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万が一、利用に伴う不具合が発生しても、当方では責任を負わないものとします。
情報利用については、この旨同意されてからご利用ください。


 

アドウェアって何ですか?

アドウェアも大きな分類で、マルウェアやウィルスと呼ばれる種類に入ります。
アドウェアの特徴は、

  • 宣伝や架空の問題点指摘などを行い、何らかの金銭をせしめることを目的とするケースが多い。
  • ウィルスのように、システム破壊、データ消去など荒っぽいことをしない代わりに、ウィルス対策ソフトの検知をかいくぐる性質を持つものが多い。
  • 他で解説される『ランサムウェア』と比べて攻撃性が低いというか、穏やかである印象があります。

具体的な症状として、例えば、

  • 検索エンジン(サイト)を変更して、この悪いことを企んでいる方々に有利な検索結果を出すように導く。→ ブラウザ・ハイジャック
  • 日本語変換システムを追加し、切り替えて、どのような入力をしているかの情報を収集する。→ 不正なキーロガー&送出
  • 架空の問題点指摘(よくあるのはWindowsの問題点)を行い、何かしらのソフト購入を促す。→ 架空請求・点検商法

ウィルス対策ソフトで見つけられないのはなぜ?

アドウェアが、ウィルスと異なる点として、挙げておく特徴は、
まさに『ウィルス対策ソフト』などにひっかかりにくい点です。
ソフトのインストールファイル(setupファイル)から、誤認をさせてダウンロードさせる手口を使っていることからも判るように、全ての手順において誤認のテクニックを悪用します。
インストールの際も、何度も選択肢の画面を表示させ、中身を読むのがめんどうくさくなるように仕向けて、ここのタイミングで『これらのソフトもインストールされます。』とあくまでも、パソコン利用者の同意を取ってインストールさせる手口を使います。早い話、インストールを実施した人が自分の判断でインストールをしたということで、法律上の問題点も発生しないよう配慮(?!)されています。
※昨今のウィルス対策ソフトは、この経路に関して技術が上がってきているものの、対応は後手になっている感は否めません。

アドウェアに侵入されると徐々に悪くなります。

何らかのソフト侵入が成功すると、上記の色々な経路でアタックが試みられ、感染していないPCと比べると、その後に症状が悪化する可能性は高いと言えます。早いうちに駆除すること、既知の問題は(ソフトの更新などで)解消すること、は必須かと思われます。

 

アドウェアに感染するきっかけ

例えばあなたが、インターネット電話ソフト『Skype』をインストールしたいと思い、検索をしたとします。
その検索結果の一例です。(クリックすると拡大します。)
yahooでskypeを検索した結果
赤い丸や、矢印は、こちらで判りやすくするために後から書いたものです。
検索の画面にはこういう赤書きはありません。

ここで質問です。

皆さんはどこのリンクをクリックしてダウンロードを実施しますか?

今回の検索の場合、
正解は、赤い矢印のところではなく、その一段下の項目が正解です。
赤丸、赤矢印のところは、『広告枠』 であり、後述の『アドウェアをくっつけて配布するサイト』でした。
この『広告枠』は、時期によって複数行表示されることもあるので、広告枠か、検索結果枠なのか、ご自身でしっかりと確認する必要があります。

どこからダウンロードしても、同じではないの?

はい。まったく違います。
ダウンロードしたプログラム (setupファイル) が異なります。こういうサイトは、アドウェアを一緒にし直したソフトを配布しています。
(→ 『アドウェアを無料ソフトなどにくっつける理由』 を参照のこと。)
ですから、インストールを開始して、画面に表示されたナビを 『次へ』 『OK』 『インストール』 なんて読まずに押し進めると、もれなく変なソフトも入れられてしまいます。

どうやって予防するの?

検索結果の『広告枠』 『検索結果枠』を正しく理解すること。
広告は目立つところに表示されるので、検索後によく見ずにクリックすると、けっこうな確率で怪しいところに飛んで行きます。
ぜひ、掲載写真を参考にして、検索結果枠から該当サイトを探す習慣を付けましょう。

そういう細かな違いがよく判らない!という方へ

当店では、『パソコンなんでも相談』 にて、
こういうご質問への説明を行っています。
実際の事例を交えながら、また、お客様が実際に使っているパソコンを使いながら、被害を防ぐノウハウを身につけませんか?

記載内容に関する注意事項

特定の検索サイトが、変な検索結果を表示するという意味ではありません。インターネット上の検索サイトは表示方法・表示場所の細かな違いこそありますが、こういう変な広告が表示される可能性があることに、違いはありません。事例として挙げた検索サイトだけを悪者とする意図はありません。予めご案内しておきます。


 

アドウェアを無料ソフトなどにくっつけて配布しているサイト

きっちり日本語化していたり、日本に特化したサイトを用意しているので、ソフトを配布している(正当な)サイトと誤認識させる働きは十分にあります。 ソフトウェアの製作元か、正当な配布元であるか、きっちり確認してダウンロードするようにして下さい。
下記は、過去に変なソフトを配布した実績のあるアドレスです。(アルファベット順)

  • afreecodec.com
  • apportal.jp
  • brothersoft.com / brothersoft.jp
  • download366.com
    検索結果でも、結構上位に表示されることがあるので、特に要注意です。
  • gufairu.com
  • ja.downloadastro.com
  • ja.phpnuke.org
  • japanese.trailsframework.org
  • jp.download366.info
    検索結果でも、結構上位に表示されることがあるので、特に要注意です。
  • jp.downpanda.com
  • jp.fileprogram.net
  • jp.filewin.com
  • jp.softpicks.net
  • pitisoft.com
  • softonic.com / softonic.jp
    検索結果でも、結構上位に表示されることがあるので、特に要注意です。
  • toggle.com
  • traducegratis.com
  • updatestar.com
  • uptodown.com

 

アドウェアを無料ソフトなどにくっつける理由

お金儲けのためです。
まず、この手の迷惑ソフトも、使ってもらえなければ効果がないので、沢山インストールしてもらえるよう宣伝をします。
もっとも有効な宣伝の一環として、アフィリエイトのような仕組みを作ります。
ここで、アフィリエイトで儲けたい人が登場します。
悪いアフィリエイターは、効果を上げるためアクドイ事を考えます。
普通に、この怪しいソフトをダウンロードするようにしても、そう簡単にはダウンロードはしてくれないので、騙してインストールさせる方法を考えます。

ここで、有名な無料ソフトの出番です。
有名な無料ソフトと、インストールさせたいアドウェアを組み合わせて、新たなインストール・ファイルを作成します。
そして、『無料ソフトの公式配布サイトに見せかけて、アドウェアが混ざったソフトを配布するのです。』
皆さん、結構な確率で騙されて、被害に遇うので、このアフィリエイターには結構な収入があるようです。
で、冒頭に書かれていた、検索サイトに広告を出して、『新しいお客様 (=アドウェアの被害者)』を誘導するわけです。

悲しいことですが、インターネット上ではこういう悪い仕組みが流行っています。


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