電子メール・E-MailのTips

電子メール・E-Mail に関する豆知識・備忘録・Tips

01. 確実に届く電子メールは?
02. 皆さんは勘違いしていませんか?現在の電子メールの仕組み。
03. 電子メールのトラブル
04. 電子メールアドレスに使える文字、使えない記号


ここにある情報を参考にされる場合、各人の責任において利用してください。
万が一、利用に伴う不具合が発生しても、当方では責任を負わないものとします。
情報利用については、この旨同意されてからご利用ください。


 

確実に届く電子メール手段は?

絶対に相手に届いたことがタイムリーに確認できる手段は、電子メールの中でも、
携帯電話のショートメール(電話番号で発信するメール)が確実です。
送信ボタンを押したあと、相手の携帯電話にメールを届けたあとに『送信完了』と表示されるので、送ったけれど届いていないというトラブルは、このタイミングで防げます。

ただし、相手の携帯電話が圏外・電源がOFFの状態だった場合は、メールサーバーに蓄積されますので相手に届いたという保証は得られません。
また、迷惑メール防止機能が付いている場合、正しく届いたフリをされる可能性があります。


 

皆さんは勘違いしていませんか?現在の電子メールの仕組み。

一般的に使われている『電子メール』にはこのような特徴があります。

  • メールは、バケツリレー方式で相手のメールボックスに届く。
  • メールは、届けられなかった場合にエラー通知を差出人に戻す。
  • 差出人の名前(メールアドレス)は、けっこう詐称できる。
  • メールの中身は、スパムメールの検査のため機械的に読まれる事がある。

今までの常識と異なるものもありますので、ひとつひとつ解説します。

メールは、届けられなかった場合にエラー通知を差出人に戻す仕様

じつはこのルール、迷惑メール(スパムメール)を除去する機能(フィルター)が搭載されるようになってから、変わりました。
相手にメールが届かない(届けられない)場合に、迷惑メールに関する条件にひっかかった場合には、そのまま握りつぶす(メールを無かったことにする)場合があります。

元々、メールの到達品質を向上させるためにエラー原因を通知する機能でしたが、この機能を悪用して電子メールを使う輩が出てきました。そのため、メールに携わるシステムが独自の判断で、このメール(エラー)について正直に報告することをやめたり、新しいエラーコードを作って、当方のポリシーに従い配信しないことにしました。と通知するようになりました。

ですので、『エラーメールが戻ってこないから、相手に届いた』と判断するのは、間違いです

メール本文に、返信や連絡を促すよう記載し確実に届いたことをメール返信で確認するか、メールソフトに付いている『開封通知』機能などを利用するのも宜しいかと。(開封通知についてはお互いがこの機能を利用することを了解していることが前提です。)


 

電子メールのトラブルいろいろ

こんなトラブルありませんか?

  • メールを送ったのに、届いていないと言われた。
  • メールを送信したら、数日後にエラーメールが戻ってきた。
  • メールを送ったら、特定の人宛のものだけ戻ってきた。
  • 自分は送っていないのに、こんなメール送らないで!と怒られた。

初めて送る相手には、送信後の確認はしておく

これを実践してしておけば、かなりのトラブルから開放されます。
名刺交換直後のメール送信などで、届かないとまずいメールのばあい、お電話などでお送りしましたが届いておりますでしょうか?とフォローしておくと100点かと思われます。

携帯電話やスマホへの送信には要注意

ある方に送ったメールだけ必ずエラーで戻ってくる場合、迷惑メール対策にひっかかって届かない可能性も考えましょう。
ご自身で設定しているのに解除を忘れていたり、設定していること自体を知らなかったりする場合があります。
いきなり相手様に連絡をするのではなく、
あなたの身近に同じ携帯電話会社の方がいたら、事前にテストメールを送信し携帯電話会社の通信トラブルではないか確認しておくと、相手様との無用なトラブルも防げて100点です。

続きは執筆中。


 

電子メールに使える文字、使えない記号

皆さん、電子メールアドレス持っていますか?
プロバイダーに加入した時、スマートフォンを購入した時、色々な場面でメールアドレスを作成したと思いますが、その際に使えない文字や記号があって、希望通りのアドレスにできなかった!なんて経験ありませんか?
ちゃんと統一されているようで、色々な抜け道もあったりして奥が深いのがこの、メールアドレスなんです。
ここでは、そんな禁止事項について解説してゆきます。

●●●@△△△.ne.jp

最初の一文字は、文字か数字にすること

メールアドレスの最初の1文字目が記号であることは禁止されています。
【例】_●●●@△△△.ne.jp → 例えばアンダーバー記号は使えません。

アドレスの中に空白(半角スペース)は入れられません

半角スペースは、文字でも記号でもないので、メールアドレスには使えません。
間を空けたい場合には.(ドット)、_(アンダーバー)などの記号で代用します。
【例】●● ●●@△△△.ne.jp → こういうのは認められません。

使える記号には制限がある

記号の中でも、マイナス記号、アンダーバー、ドットしか使えません。
ドットに関しては、下記のような特殊事情もありますので、使い方には要注意です。
【 使える 】_ – .
【使えない】/ ! “@ # $ % & ‘ ( ) = ~ | \ ^ : ; * + ? < > , ` [ ] { }
※アドレス部と、ドメイン部を繋ぐ @ の利用は例外です。

【 使える例 】●●_●●●●@△△△.ne.jp
【 使える例 】●●●●.●●@△△△.ne.jp

@マークの直前に記号は使えない

区切り記号@の直前の一文字には、記号は入れられません。
ですが、携帯電話会社の一部でこの表記を許可しているところもあります。
【 ダメな例 】●●●●●●@△△△.ne.jp ← 見にくいですが.が@の前にあります。

このように表記されたアドレスには、パソコンなどのメールソフトから送信ができないため、一時期迷惑メール対策として有効と紹介されたせいか、わざとこのように設定して利用されている方も多いようですが、一応規格外であることは知っておいてください。

記号を続けて二ついれることは禁止

例えば、.(ドット)_(アンダーバー)を2つ以上連続でいれることは禁止されています。
【 ダメな例 】●●●..__●●●@△△△.ne.jp


他にもプロバイダごとに、ローカル・ルールが存在する能性が多いので、気にしておくと便利です。


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