Yahooオークション出品制限・利用停止・登録削除(ID削除)について

当店で経験したYahoo ID関連のご相談をまとめます

Yahooオークション(通称：ヤフオク)に関連するトラブルは結構増えていています。
当店でもヤフオクに関連する色々な相談の対応をすることがありまして、それらの概要についてまとめてゆきたいと思います。

Yahoo IDへのペナルティーは三種類

Yahooオークションの利用規約、もしくはガイドラインに違反すると『ペナルティー』 と呼ばれる処置が行われます。
その内容は、出品制限・利用停止・登録削除(ID削除) のみっつがあり、後ろに行くほど罰が重くなっています。

ここでは、こういう状態のIDと関わってしまった場合、特に出品や落札を通じて取引をしている最中であった場合の対応についてまとめます。

『出品制限』状態のIDへの対処

見分ける方法一般の利用者から、この出品制限を受けているIDを見ても、通常のIDと違いは判りません。
出品の頻度や商品数が多いIDだった場合は、突然出品数がゼロになり追加出品が途絶えるため、この違和感から出品制限を受けたのかも？と推察することは可能かもしれません。

継続中の取引について相手も通常の操作が行えますので、そのまま取引は通常通り継続可能です。もし、何らかのトラブルが生じた場合は、本件とは関係なく、一般的な取り引き上のトラブルです。
この『出品制限中』のIDと関わっているあなたは、そういう状態のIDとの取引であることは気づかずに取引を継続している可能性が高い状態と言えます。

出品制限を受けている側の状態
出品制限を受けているID側では、そのIDでログインされている間、自分の情報としてIDに『出品制限中』 と表示されるので自分がそういうペナルティーを受けていることは判ります。
取引が開始されている全ての取引は、通常通り最後まで作業が行えます。
出品中のものは、全て取り消されます。再出品もできません。
新規出品もできません。まさに『出品停止』の状態です。

『利用停止』状態のIDへの対処

見分ける方法一般の利用者から、このIDは『停止中』の評価が表示され、一切の取引が停止します。

継続中の取引についてかなりの確率で取引が途中で停滞してしまうため、最終的にはYahoo を交えて手続きを開始する必要が生じるでしょう。詳細は末尾にある、『取引相手が利用停止になった場合』 などを参照して、手続きを進めてください。

利用停止を受けている側の状態
ご自身で身に覚えのない処置だった場合、不正アクセスなどが疑われる場合は、問い合わせ先が設定されていますので、連絡を取ってみてください。

『登録削除』(ID削除)状態のIDへの対処

見分ける方法一般の利用者から、このIDは『登録削除済み』の評価が表示され、一切の取引が停止します。そのIDがすでに存在しない状態です。

継続中の取引について
ほぼ全ての取引が途中で停滞してしまうため、被害が発生した場合には、Yahoo を交えて手続きを開始する必要が生じるでしょう。詳細は末尾にある、『詐欺にあった可能性がある』 などを参照して、手続きを進めてください。

当店で対応できる範囲について

ご相談については、こういうIDと関わってしまって被害を受けた側の方からの相談を受け付けます。
今後どのように対処してけばよいのか？、Yahooさんへのお手続きの手順や相談関連について受け付けを致します。

何らかのペナルティーを受けた側の方からのご依頼には基本的に対応しません。
Yahoo側の誤判定でペナルティーを受けている場合で、当店スタッフが事情をお伺いしお手伝いできると判断した案件については、お手伝いを致します。
本件のご相談は全てご来店にて対応いたします。
Yahooとのお取引状況や、通知されたメールなどが閲覧できるパソコンなどをご持参の上、ご相談ください。