NEC Valuestar N – VN500/K

今回のご相談は、購入した時と比べて動作がかなり遅くなってしまってストレスが発生している、とのことで『パソコン初期診断』 を実施いたしました。
バリュースター N 500/K

初期診断の結果

7年経過したパソコンとしては、パソコンの起動時間として妥当な性能(許容される性能低下の範囲)でした。
この当時のパソコンはWindows Vista搭載で、メモリーが 1GB という構成が最も多く、この商品も同じ仕様でした。サービスパック(Service Pack)、各種修正プログラム、お客様自身で導入・追加したソフトなどの影響で、どうしても遅くなるものなのです。

どんな手が打てるのか？

大きく分けて、速くするとしたら手は二つ。
・メモリーを増設して、余裕を持って処理ができるようにする。
・要らないソフトを削って、通常の動作を軽くする。
ベーシックですが、この二つが候補に挙がりました。

今回の判断は？

パソコン自体の経過年数を考慮して、部品を追加して大々的に対処するのではなく、要らないソフトを削ってチューニングをするようにしました。(費用優先の対策方法)
今回の実績値では、約 3分かかっていた起動時間が、2分を切るまでに速くなり、約30%の性能向上でした。
手前味噌ですが、部品の追加無しという条件下なら、結構優秀な結果だと思います。

当店では修理以外にもチューニングによる性能アップを実施中。

それぞれのパソコンによって、効果の程度に差はありますが、ウィンドウズ側の設定を見直すことで、起動時間などの速度(性能)をアップさせることも可能です。
一般的に部品などの交換・増設と比べると、ずっとお安く実施できます。
ぜひ一度、『パソコン初期診断』でご相談ください。

→ NEC Valuestar N 仕様(スペック表)