Windows10:更新前にはウィルス駆除を
無償アップグレード前に、ウィルス駆除を推奨
最近、Windows10関係のトラブル相談をお受けしておりますが、
中でも変わったトラブルがありましたので、皆様にも注意喚起させて頂きます。
もし、無償アップグレードをする時に、すでにパソコン内にウィルスが感染していたら、パソコンはどうなると思いますか?
いい感じに駆除されて、Windows10になる?
そんなにうまくはいきません。
基本的にインストールされているものは、それがプログラムでもウィルスでも継承されますので・・・
Windows10は、すんなり更新されてしまう
そう、更新されてしまう場合が多いんです。
元々のOSにウィルスやPUPが感染していた場合、無償アップグレードを実行すると現状の環境やアプリは基本的に継承するため、ウィルス成分も継承されます。
もちろん、そのウィルスがWindows10上でも動作可能なものでしたら、そのまま活動も継続します。
当然、動きはおかしくなります
代表的な例として、
* インターネットにつながらない。
* 変なエラー画面が表示される。
など、Windows10に更新したからなのか、そうでないのか判断に困る症状が沢山起こります。
元のOSに戻そうと回復メニューを実施しても
回復用のイメージデータには、ウィルスに感染していた頃のOSデータが存在するため、元のOSに戻したところでウィルスに感染している状態は続きます。
最近よく相談に対応するケースは、この戻し終わった時点で元々動いていたはずの機能が動かなくなるケースがあります。
Windows 10 から元のOSに戻す作業が失敗しているのか、それ以外の原因によるトラブルなのか、一般の方には判断しにくい場合も多いようです。
ご来店時のほとんどでは、『元に戻しても調子が悪い。』そんな感じでご相談を受けます。
大事なことは、ウィルス対策ソフトを入れて監視する
元のOSを利用されている時に大事なことですが、
* ウィルス対策ソフトをインストールして防御する。
* おかしな事象が発生しているままで、無償アップグレードを実行しない。
この点は、特に注意してください。
Windows 10 にまつわる各種トラブル対応しています
この事象に限らず、トラブル関係は当店にご相談ください。
安全なアプローチで、できるだけお安くなるようなご提案を心がけております。