Identity Protectorというソフトの駆除やアンインストールについて

今でも感染事例の多いソフトです

Identity Protector というソフトが動作していたら、それはウィルス(PUP)に感染した証拠です。速やかに駆除を行いましょう。
ここ最近もですが、コンスタントに感染した事例(ご相談)がありますので、結構被害の件数は多いんじゃないかと思います。

Identity Protectorとは、どんなソフトか?

画面の右下に、あなたの個人情報が見つかりましたと、いかにも個人情報が流出しそうな雰囲気を漂わせたメッセージと共に、にょきにょきっと小窓がせり上がってきます。『×』を押せば引っ込むのですが、まぁ面倒な状況です。
これらのソフトの指摘は、おおむね本当でない場合が多く、基本的に見つけたら削除する、で正解だと思います。

Identity Protector やってはいけない事

・画面の指示にしたがって、作業を行わないこと。
・Identity Protector 表示内のメッセージやボタンを押さないこと。
・費用などの請求、購入画面が出ても従わないこと。
・表示を無視し続け、Identity Protector を残したままにすること。

ウィルス対策ソフトがインストールされていても感染する

このIdentity Protector というソフトは、ウィルス対策ソフトがインストールされている環境でも検出されていますので、すり抜ける何か仕組みがあるのでしょう。対策ソフトを入れているからといって安心できないタイプの『PUP』🔸 です。
※最近のウィルス対策ソフトで、このソフトを不完全な状態で駆除している事例がありました。適切に駆除・アンインストールされているか、確認することも重要になってきています。

Identity Protector 駆除やアンインストールの方法

当方で確認した症状では、アプリのインストール履歴に存在があったので、通常のアンインストール手順で削除が可能でした。
むしろ複数種類の感染などが疑わしい場面が多いので、他にも感染していないか? という着目で検査していく必要があります。