見に覚えのない請求があった際の相談記録

当店では各種ご相談を受け付けているため、色々な事例を見聞きすることが多いです。
そんな中で、『そういう事もあるのかぁ』と印象に残った事例について、情報を共有する目的で備忘録を作成しています。
検索などでいらっしゃった方に、少しでも役に立てば幸いです。

ご相談の内容はこんな感じ

相談します。
先日のカード請求で、『GOOGLE PLAY JAPAN』というところから少額の決済記録があったのですが、私はGoogleで何か購入した記憶がないんです。これって、GOOGLEの名を借りた不正な請求でしょうか？

というものでした。
Google とありますし、Googleのスマホも所有されているそうなので、何か他にも可能性があるんじゃないかと調査を受けました。

当店で調査した結果は

お客様に承諾を頂き、ふだん利用しているGoogle IDにおいて購入の履歴がないか調査することにしました。Androidスマホを利用中とのことでしたので、まず真っ先にGoogle Playでなにかアプリを購入したか、アプリ内課金をしたか、 の確認をいたしましたが、そうではなかったです。
Google Playじゃないとすると・・・で思い出したのは『Googleお支払いセンター』の存在。
お支払いセンターなら、支払い情報が一括管理されているはずなので判るかも。

で判明しました。今回の請求は・・・
YouTube内にある、特定チャンネルへのメンバーシップ登録でした。このメンバーシップ登録は、月額を支払って特定のチャンネル(YouTuber)を支援する仕組みで、動画を閲覧するページでボタンを押すことで課金(契約)が発生します。

今回は、ご家族のどなたが実行したのかまだ判っていませんが、タブレットなどでご家族が動画を見ていた可能性があるとかで、ひょっとするとご相談された方のご家族が操作してしまった可能性もあり得るとのことでした。

請求表示が『Google PLAY』なのに、請求元がGoogle Playではなく、Youtubeだった というのが、今回の気になる仕様でした。YouTube自体が、Google社の関連会社なので、こういう可能性もあり得ますが、消費者側から見ると紛らわしい表示と言わざるを得ない、そんな印象が残ったトラブル対応でした。

この手のご相談・調査は何でも相談で

関連リンク

LinkGoogle Playヘルプ：注文履歴の確認
注文履歴について。

LinkGoogleお支払いセンターについて
今回はお支払いセンターの情報で解決に導けました。