Plalaから『迷惑メールフォルダへのメール格納のお知らせ』というメールが届いた
本来は迷惑メール対策のはずですが・・
プロバイダ各社が用意・運用しているメールの迷惑メールを検知するシステムは、本来は望まないDM(ダイレクトメール)を分けて、メールの利用者自身が目にすることが少なくなるようにするシステムです。
今回、plala にて変わった事象が発生したので、記録してみます。
該当するメールが届かなくなるようにする設定変更についても記載していますので、必要な方は記事の最後の方をご覧ください。
目次
概要の説明
簡単に言うと、自社から送信したメールが、自社の迷惑メールフォルダーにかかったということなのですが、順を追って説明しますね。
届いたメールの内容
今回届いたメール。迷惑メールフォルダーに格納されたメールがありますという内容。
メール題名:迷惑メールフォルダへのメール格納のお知らせ
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『迷惑メール振分けサービス』
迷惑メールフォルダへの迷惑メール格納の
お知らせ_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
平素、ぷららをご利用いただきありがとうございます。
現在ご利用いただいております「迷惑メール振分けサービス」にて、迷惑メー
ルと判定されたメールが、過去2週間以内にお客さまの迷惑メールフォルダに
格納されました。迷惑メールフォルダの内容を必ずご確認ください。お客様ご自身で迷惑メールフォルダにアクセスいただき、メールを削除等され
た方には重ねてご案内差し上げましたことをご容赦ください。迷惑メールフォルダの保存期間は『2週間』です。保存期間を過ぎると、自動
的に廃棄されます。
(本メールは週に一度送られるため、現在格納されているメールは最短
一週間で廃棄される可能性があります。)▽迷惑メールフォルダへの確認はこちら。
https://web1.plala.or.jp/cgi-bin/mail/plus/webmail_login.cgi?fid=Junkこのメールの配信を中止されたい場合は、設定画面にログインいただき、迷惑
メール振り分け設定から「迷惑メール情報の通知」を「しない」に設定変更を
お願い致します。▽『迷惑メール情報の通知』の設定変更はこちら
https://web1.plala.or.jp/mail/hyper/spam_login.html【ご注意】
本サービスの迷惑メール判定によっては、お客様にとって迷惑メールと思われ
るメールが通常のメールと判定されたり、通常のメールと思われるメールが迷
惑メールとして判定される場合があります。
迷惑メールと判定されたメールは、標準設定で「ぷららの迷惑メールフォルダ
に格納」され、『2週間後に削除』されますのでご注意願います。
本サービス提供後、お客様にあった設定変更または解除をお願い致します。《サービス内容》
「迷惑メール振分けサービス」は、お客様が受信する前に、ぷららにて迷惑
メールであるかを判定します。
迷惑メールと判定されたメールは、迷惑メールの専用のフォルダ(迷惑メー
ルフォルダ)に格納するほか、メールの件名に[meiwaku]の文字を挿入して受
信するまたは廃棄する等の動作が可能です。***********************************************************
■『迷惑メール振分けサービス』の設定変更はこちら
https://web1.plala.or.jp/mail/hyper/spam_login.html
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■『迷惑メール振分けサービス』の詳細についてはこちら
http://www.plala.or.jp/option/antispam/
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メールの意訳
ぷららのメールシステムは、あるメールを迷惑メールとして検出し、ぷららの迷惑メールフォルダーに入れました。
2週間の期限付きなので、本当に迷惑メールか、必要なメールが誤って入ってしまったのか、確認しておいてください、という趣旨のものです。
昨今、色々な手口で偽メールが多いので、『このメールも、その手のメールではないか?』と疑心暗鬼にある方も多いようですが・・・
意外な顛末
当店スタッフのもとにもこのメールが届きまして、事実確認も含めて、実際に操作を行ってみました。
ぷららの迷惑メールフォルダーを確認したところ、自社 (NTT Plala)から送信したDM(ダイレクトメール)が、自社(Plala)の迷惑メールフィルターにひっかかり、迷惑メールフィルターにメールが入ってしまった状態でした。
自社のDM部門が発進したメールを、メールシステム運用部門が蹴ったという感じで、とてもシュールな展開です。しかも、このメールはシステム開始当時(月に一回発行し始めた時)は、ちゃんとメールとして届いていたもので、時を経て迷惑メールと認定されたようです。
もうひとつの見方
根拠があっての解説ではないので、ひとつの意見として見てください。
同じ会社内、しかもITの老舗であることを考えると、先に記事にしたこの内容
『【ぷららからのお知らせ】契約中サービスのご確認について、というメールの分析と考察』🔸
にあるような、利用者側から見れば特に重要なことも書かれていないメールなのですが、会社側としてこのメールを『なんとしても、ちゃんと読ませたい』 と思っていた時に、ひょっとして、わざと迷惑メールフォルダーに入ったよと伝えることで、メールへの注目が高まりイヤでも読まなければならない状況に持っていくことは可能になるんじゃないかな?と思った訳です。
それはあまりにも考えすぎですよ!と当店スタッフの間でも『ぷららもさすがにそこまでは・・・』という意見もあり、感じ方は色々あります。みなさまはどのように感じられますか?ITの老舗である企業なので、可能性がない訳でもないかな・・・。
状況を変更する方法
この煩わしい仕組みに時間を取られないよう、変更する手がふたつあります。
(1) 迷惑メールフィルターを止めてしまう方法
plala が用意している迷惑メールシステム自体を止めてしまい、全てのメールを閲覧(受信)可能にする方法です。当店スタッフは、他のメール環境で受信している者が多いので、その受信側の迷惑メールシステムを使って判別しているため、plala に備わっている迷惑メールを止めるスタッフが多いです。
(2) 月に一回のご連絡メールを送らないように設定する方法
『月に一回送信されるDM』を送らないように手配する(設定変更する) 方法もあります。
手順については、その送られてきたメールにリンクがありますので、その手順に従っていただければ、以下のようなページにたどり着きます。