Chromeの自動更新でエラーが発生しましたと表示された時の注意事項。

今年に入って急増中の『だましの手口』です

インターネットでウェブサイトを閲覧するのに『ブラウザー』を利用しますが、結構な割合で利用されている『Google Chrome』(グーグル・クローム)に関する、あやしい仕組みが活動中です。
時間のない方にも要点だけ先に示しますので、ぜひご一読ください。

先に結論 (対処方法) を書きます

Chromeは自動更新。
(水面下で)自動更新してくれるので、そもそもこのエラーは出ない!
・利用者に手作業で更新作業を促すことがありません。
・画面のどこかをクリックさせて、あと処理を行わせることもありません。

いかにもありそうなエラーの画面(フォーマット)
ブラウザーでの閲覧に慣れている方だと、ネットを閲覧している時に表示しそうな感じの見た目をしていますが、真っ赤なうそです。(実際の画面は下の方にも掲載しています。)
なので、
自動更新でエラーが発生しました! と表示したら『あやしい』と判断してください。

・2022年ごろからこのたぐいの手口が確認されていたようですが、2023年の春ごろから流行の兆しがありまして、最近ではITセキュリティー関連の企業から、注意喚起が出されている状況にあります。

エラー(偽画面)の詳細

画面の表示

パッと見で、うっかり信じてしまいそうな画面ですが、ウソです。
この画面はブラウザーと対象ホスト間のやりとりで生じるエラーを表示するところで、ブラウザー自身の問題を表示するところではありません。

エラー系の画面は、特に慎重に

エラー画面は、あまり出てほしくないものなので、みなさん焦ってしまい正常な判断力が低下してしまう傾向があります。悪いことを企んでいる人は、こういう心理状況をうまく利用してきます。
エラーの画面は、即時に反応することなく、じっくり見て、詳しい人がいたら聞いて、相談できる人がいなければ近くのパソコン屋さんに聞いて、どういう操作をするのが正解なのか?見極めてから、作業を進めてください。

この手のだましでよくあるのは、よからぬソフトをインストールさせられる (ウィルス感染) 被害です。
当店でもこのような状況に陥った時に、どのような対応が適切か?操作の支援などをお手伝いするメニューがございます。
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