Windows10 バージョン 21H2 は 6月でサポート終了です。
古いバージョンが動作している方、必見です
Windows 10以降のOSでは、Windows 10 の表示に続き『バージョン』 と呼ばれる更新番号があり、そのバージョン毎にサポート終了の期日が異なります。
よく『Windows 10は、2025年の10月まで利用できて・・・』という情報に触れますが、これは前提条件として『最新のバージョンに更新し利用されている方』を対象としていて、最新ではないバージョンの利用者は対象外となります。
ここに記載した情報には誤りがない様努めておりますが、万が一情報に誤りがあった場合にはご容赦ください。ここの情報を利用する際はお客様の責任において利用してください。利用されたことによって生じるいかなる不利益も、当方では責任を負いかねます。
2023年6月にサポート終了となるバージョン
2023/06で終了となるバージョンは 【21H2】 です。
2021年の秋ごろから配布が開始されたバージョンです。現在は1年と6カ月間がサポート期間となりますので、今回は2023年の6月で終了としています。
バージョンの確認方法
スタート -設定アイコン をクリック。
【システム】-【詳細情報】とクリックし、Windowsの詳細情報を表示。
ここにある【バージョン】を確認します。
バージョンは、西暦の下二桁とリリース時期で表され、
2021年の二期目のリリースだった場合、【21H2】となり、
2022年の二期目(※)のリリースだった場合、【22H2】となります。
※2022年以降は、一期目のリリースが省略されるので実質年に一回のリリースとなりますが、表記上はH2を採用しているようです。諸説ありますが、春と秋にリリースすることが定番で、それぞれをH1、H2と呼んでいたことから、年に一回、秋のリリースに集約した後も、そのなごりでH2と呼んでいるようです。
バージョンはどれが正解なの?
2023年5月の段階ですと、バージョンは【22H2】で動作しているのが正解です。
21H2でも、それ以前 (21H1、20H2など) ももちろん古い(古すぎる)バージョンになります。
※ バージョンが古すぎる方に向けたメッセージが記事の最後にあります。ご一読ください。
サポートが終了すると何変わるの?
Windows Updateで、修正プログラムが発表されなくなります。
OSが持つ脆弱性などが修繕されないので、ウィルスを始め色々な脅威の影響を受けやすくなります。
新しいバージョンに更新すればサポートの範囲に含まれますので、時間の取れる時に更新を実施しておくべきでしょう。
ただし、企業内など組織に属しているパソコンで、会社からバージョンアップについて指導やルールがある場合は、それに従ってください。互換性などの都合で、あえて古いバージョンで稼働させている場合があります。
潜在的な不具合について
バージョンの更新は手間だなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでひとつ怖い話しをしておきます。
通常、定期的にWindowsを起動させ、インターネットにも接続されて利用しているパソコンであれば、現時点で現時点でバージョンが【21H2】である可能性は低く、もっと新しいバージョンに更新されているはずです。 なので、古いバージョンを利用していることが問題なのではなく、自動的に新しいバージョンに更新されていない、パソコンの(Windowsの)トラブルが発生している可能性が高いです。
今回これに該当している利用者は、大事なデータのバックアップなどを実施し、故障の可能性があることを強く意識してください。
バックアップをせずに、むやみにバージョンアップ(更新)作業を始めることは危険です。 最悪、Windowsが起動しなくなり、ご自身のデータが危険にさらされます。
お近くにパソコンのサポート・修理店などがあれば相談するのも手です。
宇都宮近隣にお住まいでしたら、当店でも対応が可能です。
とにかく、古いバージョンで動作していることを確認したら・・・
大事なデータのバックアップを実施しておいてください。店舗に相談・持ち込みをされる前にバックアップをされておくことを強く推奨します。操作ができないなどの事情があれば、店舗でも操作のお手伝いが可能です。(有料のサービスとなります。)