Android端末の97%が感染するかもしれない脅威とは?
ショッキングな見出しが踊っております
現在利用されているアンドロイド系端末の 97% がウィルスに感染する可能性がある大規模な脆弱性 が見つかっております。
大元の脆弱性はかなり前に見つかっていたのですが、最近その脅威が再評価され、脅威の度合いが上がってしまっています。
Android 6.0 より前のものは全て対象
Andriod OS が5.x系以前のものは、全て対象となる脅威です。
6.0 では対処されており、この脆弱性は解消されています。
97%の根拠は、利用シェアとして、約3%の方が6.0 を利用しているため、97%が潜在的な脅威という意味らしいです。
脆弱性に備える方法
手段は、3つ。
Google Play以外のところから、アプリを入手しない
他の報道では、Google自身がこの脆弱性に対する攻撃コードの存在を把握しており、自社に登録されているアプリにはこの攻撃コードが含まれていないことを確認するとのことなので、サードパーティー製アプリのインストールを許可しない のが、まず基本的な予防策です。
優秀なウィルス対策アプリを導入する
市販されているウィルス対策アプリでは、この攻撃コードの検出ができるものが現れ始めております。
ちゃんとしたメーカーのウィルス対策ソフトを導入して、さらに備えましょう。
無料アプリなどに多いのですが、偽物のウィルス対策ソフトを導入してしまい、被害に遭うトラブルもありますので、別件で注意が必要です。
Andriod 6.0以降の機種に変更する
まずは、自身がお使いの機種でセキュリティーアップデートが発表されていないか、スマホメーカーのウェブページなどでご確認ください。更新時に Andriod自身を新しいバージョンに更新してくれる場合があります。
そういった対応がされていない機種に関しては、脆弱性が見つかるたびに機種変更をするのも、経済的にも大変なのですが、機種変更なども視野に入れて検討するのも一考です。
ご自身で判断がつかない場合には専門家に相談
当店でも、『パソコン何でも相談』🔸
などで、スマホのあれこれに関してご相談を受け付けております。感染後の対処は別メニューですが、上記のような内容がご自身で確認、実施できない場合、その設定内容を確認したり、OSのバージョンを確認したりのお手伝いができます。
参考リンク
→ LinkCVE-2015-1805
さらに翻訳された情報が、LinkJVN にもございます。