Chromebook リカバリーユーティリティーの機能と注意事項

Chromebook Recovery Utility

chromeブラウザーに導入する拡張機能『chromebook リカバリーユーティリティー』に関係する情報をまとめます。

Recovery Utilityの機能

chromebook用のリカバリーメディアを作成する

市販されているchromebook製品の『リカバリーメディア』に相当するUSBメモリーが作成できます。
このツールを利用するのが標準的な方法です。chromebook自身でも作成できますし、Windows PCなど他のパソコンにGoogle chromeとこの拡張機能を導入しても作成できます。

細かな手順は、『Chromebookのリカバリー リカバリーディスクの作成とリカバリーの実行方法』🔸 にも記されていますので参考にしてください。

所有していない機種のものでも作成可能

どなたかの代わりに、その機種用の『chromebook リカバリーメディア』を作成してあげる(代行してあげる)ことが可能なツールです。

Recovery Utilityの気になること・注意事項

通常の利用と兼用にできない 注意!

もともと自分のデータが保存されているUSBメモリーを、『chromebook リカバリーメディア』と兼用にすることはできません。必ず専用のメモリーとする必要があります。
✅ 作業を実行する前に、確実に大事なデータが残っていないか確認をする。
✅ 関係ないUSBメモリー、外付けHDD/SSD などを外しておく。
これらの、うっかり削除を誘発しないよう、十分な配慮が必要です。

上書きできないフォーマットがある?

chromebook リカバリーユーティリティーの解説サイトでは、『作成に使うUSBメモリーの内容は消去されます』とありますが、元のデータフォーマットによってはうまく消せない可能性があります。
chromebook リカバリーユーティリティーで、うまく書き込めないとエラー表示があった場合は、以下の条件に合致していないかなど確認してみてください。

予め、chromebookリカバリーユーティリティーでリカバリーを作成済みのUSBメモリーは、二回目以降、再びリカバリーユーティリティーでUSBを作成しようとしても書き込みでエラーします。

<関連情報> ビックリしないでね。
chromebook リカバリーユーティリティーでフォーマット済みのUSBメモリーをWindows PCに装着すると、Explorerの窓が沢山開いて、収拾がつかなくなるような事象がありました。ひとつひとつ閉じていく地味な作業が必要となります。

予め、USBメモリーのパーティション情報を消去するか、FAT32などで普通のフォーマットに直しておく必要があります。
既存フォーマットの削除・USBメモリーの消去など、細かい作業のご支援もしております。かかる費用などは当店スタッフにお問い合わせください。

必要要件など

2022/04/末時点で、当店で把握している情報となります。バージョンアップなどで変更となる場合がありますので、記事作成から時間が経過している場合は、Google chrome OS Flexの該当サイトで最新の情報にも触れてください。

* CPU は、Intel もしくは AMD の 64bit互換のもの
* RAM は、4GB 以上
* ストレージ は、16GB 以上の空きが必要。(HDD/SSD)

動作対象外となる条件
Intelグラフィックチップで対象外となる製品があるとのことです。
Intel GPU … Intel GMA 500 / 600 / 3600 / 3650
CPU性能を満たしていても、これらのチップが搭載されている場合は、動作させるのが難しくなります。