Freemake video converterなどのインストールでPUPに感染?!
Freemake で始まるソフトの導入には最新の注意を
音楽や動画を変換するソフトとして、Freemakeシリーズのソフトを選択する方が増えていています。
便利なソフトであると同時に、インストール時にPUPなどの不要なソフト も一緒に導入させてしまい、パソコンがおかしくなるケースが増えています。
Freemakeシリーズとは
『Ellora Assets Corporation』なる会社が著作権を持つソフトです。
当店の知る限り、下記のようなソフトが存在します。
- Freemake Audio Converter
- Freemake Music Box
- Freemake Video Converter
- Freemake Video Downloader
- Freemake YouTube to MP3 Boom
Freemakeの何が問題なのか?
要はインストール時にバンドルソフト (他社のソフト) を一緒にインストールする仕組みになっていること。
お勧めとか、Express とかの選択肢でインストールを実行すると、あちらが用意したソフトをフルコースでインストールされます。
ここでインストールされるソフトの中には、『マルウェア』として認知されているものもあります。
導入時には気をつけてください。
Freemake どう気をつけるべきか?
気をつける、といっても色々な点がありますので項目たてて解説します。
1.そもそも本家本元からダウンロードしてきたのか確認。
有益なフリーソフトには、もれなく偽物が存在します。
あなたがダウンロードしたサイトは、はたして本物を配布しているところなのか、偽物(マルウェア付き)なのか、サイトの選択を誤った時点で、トラブルは始まっています。
ちゃんと本物(正式版)を配布しているサイトからダウンロードするようにしましょう。そういった信頼のおけるサイトを事前に確保しておくことも重要です。言葉で言うのは簡単ですが、これを実践するのは難しいと思います。
2.ウィルス対策ソフトで事前にスキャンする。
最近では、偽のパッケージに対してウィルス対策ソフトが注意喚起を出すものも増えていてきます。
ダウンロードして、すぐにインストールを開始するのではなく対策ソフトにてスキャン(検疫)することも忘れずに。
ソフトの種類によっては、この手の検出ができないものもありますので、念を押すのならば、セカンドオピニオン的に複数の対策ソフト(対策機能)にてスキャンを行うなど、万全の確認を実施してください。
3.インストール時の選択肢に注意する。
インストール開始時に、『カスタムインストール (上級者向け)』なんていう選択肢があれば、こちらを選んでください。
そして、必要なソフトだけをインストールしてください。
めんどくさいからお任せでインストール、などと選択をすると用意されている不要なソフトまで一緒にインストールされてしまいます。
かなりの確率でこのタイミングで、PUPやマルウェア的性質のソフトが導入されます。
フリーソフトを利用したいが、どのようにしたら良いか判らない!
そんな方は、当店にて『パソコン何でも相談』を利用して導入の支援を受けてください。選択肢の操作では、適切な項目を選び、安全なインストールを支援します。
せっかく無料ソフトをインストールしても、マルウェアが侵入してしまっては大変ですし、駆除の費用も考えると『なんで無料ソフトになんか、手を出したんだろう』と後悔することにもなりかねません。
専門の知識を持った当店に、ぜひご相談ください。